2013/09/15(日)20:23
■事実思考ー日本人が英語を身につける方法(文責:どんぐり倶楽部)
●日本人が日本で幼児・児童期にやってはいけない方法は
「母国語をマスターする方法で英語をマスターさせる方法」
です。
これを事実から考えます。
思考力のない子でも、母国語は話せるようになります。
母国語でなくとも、海外で日本語を話せない状態で生活をすれば誰でも話せるようになります。
つまり、思考力養成と英会話(幼児英語を考えていますので特に英会話とします:お話でも同じです)ができるようになることは全くリンクしていないということです。
では、幼児・児童期の英語学習は何をしているかというと、
思考力養成をすべき時間を削って
思考力養成とは全く関係のない
能力的には関係なく誰もができることを
時間とお金をかけて、しているということです。
それだけです。
非常にリスクがありますね。
子供の許容量にお任せの、非常にリスクの高い学習だということです。
子供の方が順応しやすいのも事実です。
が、その高い順応性を使うことのリスクを常に考えておかなければいけません。
順応度が高いから「何でもさせた方がいい」
ではなく、
順応度が高いから「何をさせるか厳選しなければならない」
のです。
エネルギーがありあまっていて、なおかつ思考力養成も並行している子は、助かるでしょう。
しかしながら、そんな環境にある子は、ほぼゼロです。
事実として、ほぼゼロです。
インターナショナルスクールに通っています。
帰国子女です。
英語で授業を受けています。
ですが、思考力養成は、全く出来ていませんでした。...これでは、本末転倒ですね。
思考力がないので、話せる英語は陳腐な内容です。
どんなに綺麗な英語を話しても、内容がないのでは相手にはされません。
内容は後から入れる?...それができればいいんですがね。
できないんです。
高等動物は、それができないんです。
高校卒業まで、ガチガチの文法と読解しかしてこなかった子供達が、2ヶ月毎日1〜2時間の英語缶詰生活をするとペラペラになります。自分の考えを英語で言えるようになります。
日本人にとっての英語のベスト学習時期は、高校3年の2〜3〜4月です。
つまり、大学受験後に英語の缶詰学習をすれば、ほぼ100%ペラペラになります。
しかも、危険なリスクは皆無です。
ですが、やはり、思考力養成ができていないと、道具としては使えても内容がない翻訳機になってしまうだけです。
つまり、どちらにしても、思考力養成が、幼児・児童期の最優先事項だということです。
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「感味力と視考力の魅力と威力」
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そのためには、健全な教育の理論と手法を会得しておかなければならない。
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