レオンくんがご案内します〜誰でもどこでも思考力養成ができます〜

2013/09/30(月)13:02

■子供達に学力的な能力差はない。(文責:どんぐり倶楽部)

*本日も持って、どんぐり倶楽部の掲示板を終了します。<本日のみコメント欄への書き込み可能> *質問等は、通常通りメールでどうぞ。  ただし、具体的に学習履歴や現状を書いて下さい。  また、記事にする場合に、メールを引用し個人情報を伏せて公開することがありますのでご承知おき下さい。 ■私はといえば「こんなこと」をしています。  子供達に学力的な能力差はありません。問題にするほどの差はありません。  ただし、打たれ弱かったり、守られていなかったりするので、  能力を封じ込められている子供達は非常に多いです。  この最終確認を擦り意味もあって、今、外的なストレスが、学校の宿題だけで、自然も豊かで十分に遊んでもいる子供達を見ていますが、やはり、宿題だけでも随分「考えられない頭」に育てられてしまっています。 ただし、ここでは、自然のリセットがある程度出来ていますので、壊れることはなく育っています。 ですから、親が気づいて、修正をかけてくれれば、誰もが十分に育ちます。十分賢くなります。 学校の成績にも連動させられます。  ただし、宿題の見方は修正していかないと厳しいですね。 「自分のための宿題だから」と言って本人がしています。  そのせいで、考えられなくなっているのに、です。  子供達の能力には大差はありません。 <落ちこぼれ>とか <学習障害>とか <全くやる気がありません>とか <ふざけてばかりです>という学校の先生の評価を受けていても、教える人が違えば(Nokojukuだと) 「学校では『How are you?』を『お元気ですか』と習って意味わからんけど、 昨日(Nokojukuの英語)は意味がよく分かって楽しかった」 「子供が全員『楽しかった!』と言ってる」 「お試しで参加してみると言ってた子供も『楽しかったから続ける』と言っています」なんです。 <テストと学力は別物ですよ> ●いまさら、こんなこと「何だかなぁ...」という感じではありますが、  悲しいくらいに、「解せません!」という感じで質問がありますので。 ●考える力という本当の学力を測ることができる学力テストは、現在作られていません。  ですから、テストで高得点であっても、全く学力がない子も大勢います。  また、テストで高得点でなくても高学力の子も結構います。  ただし、後者の子供達は、現在では数少なくなっています。  これが、事実です。 ●ですから、考える力が無くてもあっても、テストに合わせた反射ができるようにすれば高得点を取りますし、  合わせない場合と、全くの力がない場合には点数を取れません。  すると、点数にかかわらず学力判定をすればいいのですが、  今のところ、どんぐり問題を初見でどれくらい解けるかが最も有効です。  学年別に確認できるからです。  中学受験問題でも、初見で演習したことのない種類の文章問題なら確認できますが、  小6対応しかありませんので無理です。  このときには、時間制限は無意味です(いつでも早めることは可能)ので、無制限一本勝負にします。  すると、本当の学力が分かります。 <宿題についての言い訳> 先生「十分に分かっている子はいいんですが、中には宿題が必要な子もいるんですよ」 私...本当だろうか。分かっていない子には、宿題ではなくて、理屈をきちんと教える時間が必要なんです。 先生「定着させるには反復させるしか無いんですよ」 私...定着そのものが不要です。<定着>ってのは「考えないで、反応できるようになること」ですね。それは、最悪の習慣です。最悪の習慣をつけて、基本だと言われては困ります。 <模試と美人コンテスト> あの人は美人だと、全世界の多くの人が言っても、 自分の好みとは違うならば、意味が無い。 皆が美人だというから自分も美人だと思うかは異なることだし、 ましてや内容が受験問題ならば尚更である。 他人の評価・判断は判断材料にはならない。 模試ってのは、美人コンテストで、偏差値が順位です。 しかし、その順位は、自分(の受験校)の好み(傾向)とは全く違う場合が ほとんどなので、全く参考にならない。 <こんな考えではまず、思考力養成はできない> ・パターン学習(反復)が基礎基本だと思っている ・教えないと、考えられるようにはならないと思っている。 ・小学生時代は、思考の前の暗記をする期間だと思っている。 ・解説を欲しがる ・前倒ししたがる ・大量にさせたがる <注意しておくべきこと> ・子供は否応なくやっていることに価値観を置く。 でなければ、自分の存在価値を見いだせないのだから。 すると、全てをさせられている自分の時間のない子供は、 親によって作られた不自然な習い事の手順や成果を 一生の価値基準・判断基準にせざるを得ない。 いびつな思考がベースになります。 何かを大量に暗記することが人生の中で価値があると無意識に感じるのだ。 異常な世界である。 親としては、単なる、趣味や教養だと思ってさせている習い事でも 基本回路を作っている最中の子供にすれば、それが全ての基本になるのです。 <思考の堂々巡りについて> ・丁寧な絵図を描くが、小2の後半で止まる子供がいる。 つまり、理解から思考に進めない。 そこで、見続ける忍耐がないゆえに、描き込むことで思考(絵図の操作)を回避する場合がある。 ここを、絵図を描いているからいいだろうと、放置しておくと、思考の前段階でいつも止まってしまう。 緊急事態が起こって考えざるを得ない偶然を待つことになる。 絵図を丁寧に描いているのに、小3の問題が解けない場合が多い時には 「思考の堂々巡り」を確認する必要がある。 悲観することはないが、以下のことは知っておかなければならない。 つまり、「思考の忍耐力」を育てる時期になっているということである。 時期的には最も飛躍をする前の段階なので丁寧に過ごしたい。 *優しいばかりで過保護に育っている場合に多く見受けられる。 <大事> 習い事をしながら回避策をとる方法:「思考力養成に直結する視覚イメージの再現・操作を習い事に使う」 という方法です。この方法は、何にでも使えます。芸術系からスポーツ系、学習系からアウトドア系、あらゆる人間の活動で利用できます。 そうです、視考力を使うのです。 これは、次善策ですので、止められるようなら止めるに越したことはないのですよ。きちんと止めて、自由な時間を確保して、感味力の養成をするための活動時間(味わう時間)を確保することがベストです。 <学校用:驚異的に国語力がアップする「のんびり授業」の年間の流れ> ●誰にでも出来るマジックレッスンの紹介:文章作成「漢字読本」 全学年を通して全く同じ方法で文章作成力を育てることが出きる方法:新出漢字も同時に自然に修得できます。それが、みんなで作る「漢字読本」です。1-6年生で6回経験しますから、これだけで文章作成が自在に出来るようになります。読書感想文や作文を強制的に書かせる必要は一切ありません。 1.1学年分の漢字を全て使う。200字の学年ならば40人として、一人5文字を担当する。先生は担当漢字(新出漢字)の意味を説明する。 ※1週間で5文字とすれば一日一文字宿題となる。 2.生徒は担当漢字を使った文を作ってくる。熟語の一部に担当漢字が入っている文章でもOK。紙(カード)に1文ずつ文を書いてくる。 3.全ての漢字が出そろったところで、全員でカードを動かしながら文章構成を考える。繋げるための文章は他のカードに書き込んで入れ込む。長くなってもいい。推敲段階で削るためにも回り道は歓迎する。 4.実際に声を出して読みながら修正する。言い回しを変えたり短くしたり、付け加えたりする。 ※突拍子もない物語になっていく。物語作成の過程を体感させる。脈絡のない文を繋ぐためには必ず新しい切り口や発想の転換を要する。思考力・想像力を楽しく育てられます。 5.漢字読本の出来上がり。漢字練習はこれでする。 6.文章の作り方、構成方法、推敲の仕方、発想の仕方、考え方...文章作成のための材料が全て入っている授業が何の負担もなく簡単に出来る。 …………………………………………………………………………………………… <おすすめブログ:全てのページを読んで下さい> http://dongurulux.jimdo.com/どんぐるぎゃらりー/ どんぐり学舎 …………………………………………………………………………………………… ※日本ブログ村に参加してみました。 このブログが参考になりましたら、お手数ですが、下記をクリックお願いします。 *************************** *************************** 【どんぐり倶楽部の公式サイト】 ※「頭の健康診断」年長〜小6向け(中学生も可)。 ■子供達の作品募集(昔の作品もあったら送って下さい)*MUSEO del DONGURI にて公開予定 …………………………………………………………………………………………… <追記><引用:メールより> 全く勉強を受け付けない小5です。ゲームはさせていません。シュタイナーと自然の中での遊びを重視した幼稚園に通っていましたが小学校は普通の公立校へ進学しました。全く勉強はやる気がなくて、今の学校での勉強の方法を、嫌がるのを無理矢理やらせるというのも何か違うようなきがしつつも、他の方法も見当たらず(これが大きいです)、興味がでてきたときにそれを伸ばしてやればと思いながらいたらあっという間に5年生になってしまいました。友だちとは3年生ごろからもっぱらカードゲームばかりしていましたが、幼児期からゲームやテレビは遠ざけて来たので、今は、図書館が家の前にあったことから本ばかり読む毎日です。ちなみに頭の健康診断は一問もできませんでした。そのような学力でも可能でしょうか? >シュタイナー ●移行期の5歳を逃してしまう環境です。→移行できないとこうなりがちですね。 >他の方法も見当たらず(これが大きいです) ●すべきことが分かっていないとこうなるのは当然ですね。シュタイナーには、教育理論がないので、教えてはもらえなかったということです。 →絶対学力の養成を家庭でする。 >興味がでてきたときにそれを伸ばしてやれば ●趣味と基礎学力養成(思考力養成)とは全く違う。 →絶対学力の養成を家庭でする。 >カードゲームばかり ●反射強化ですね。 >本ばかり読む毎日 ●これも、実によくありません。 >学力でも可能でしょうか? ●学力の勘違いをしています。  できるところからやりましょう。  文字を絵図にするところから。 *これだけ、勘違い学習をしてきたのですから、「全く勉強を受け付けない」のは当然の反応です。

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