レオンくんがご案内します〜誰でもどこでも思考力養成ができます〜

2018/12/31(月)10:58

■小5-6で判断力を確立する(文責:どんぐり倶楽部代表・糸山泰造)

●「どんぐり理論」では、思考の認定力を育てる時期が個人が人間として生きてゆく上での判断力を身につける時期としています。​オリジナルの判断基準や行動基準を身をもって体感とともに身につける時期​になっているからです。 さて、 ●「君たちはどう生きるか」という本が2018年一番売れた本で263万部(合計=漫画+小説)突破!...と新聞の広告で知った。その広告にあったキャッチコピーを見てみると、 下記の文言がある。 「僕たちは自分で自分を決定する力を持っている」...80年前の本ですので...書き添えると...「僕たちは、自分指針の人間的な感情に裏打ちされた判断力を持っている」が、その使い方をマスターしているとは限らない。だからといって情報に振り回されて人間とは言えない判断を下すことだけは避けてほしい。僕たちは「自分で自分を決定する力を本来的に持っていることを諦めないでほしい」ということである。 実は、戦時中でも現代でも同じ状況なのだ。 オリジナルの人間らしい判断力を持った高度な理論思考ができる学力養成ができないままおとなになっている人がたくさんいる。 現代は、自分を見つめる時期そのものがない場合も多いので、「判断力は、よほど意識して育てないと、12歳までには育たない時代になっている」といえる。 さて、どんぐり倶楽部が公開している理論に少し耳を傾けてほしい。 ●どんぐり倶楽部が設定している大前提​http://reonreon.com/reonreon/172364050/index.html​「なぜ人を殺してはいけないか」「人生は何のためにあるのか」「何のために勉強するのか」「教育とは何か」どんぐり倶楽部の考え方の全容は、このような根本的で、人間が長らく考え続けてきたような問いを出発点に置いています。その解答とは、...。1980年以降、この判断力は自然には育たなくなっていましたので、2003年に出版した「絶対学力」の<あとがき>ではこう書いています。■絶対学力〜9才の壁をどう突破していくか〜」(2003.03)【あとがき】<前略>私は子供たちに、鋭い観察力と深い桐祭力を身につけてもらいたいと思っています。これらの力が身につけば世界は限りなく素敵な様相を呈してくるからです。私は、これこそが子供たちへの最高の贈り物だと思っています。そして、そのためには「考える力」が必要なのです。昨年も奈留島(五島列島)の千畳敷で、海水浴がてら石を集めてきました。誰一人として見向きもしない石も、私には素晴らしい石に思え、辺り一面が宝の山でした。子供たちも私の真似をして、たくさんの石を集めて「きれいだね」「アヒルさんみたい」「何で丸いのかなあ」などと言いながら品評会をしていました。それぞれに集める基準が違うので、それぞれに面白かったようです。些細なことですが、ここでも子供たちはうっすらと自分で 自分の基準(選択基準・判断基準)を作っています。多くの場面において、自分自身で判断基準を創り出すことができる人生は一気に素敵なもの・有意義なものになります。私は、子供たちに自分の人生を楽しめる人間になってもらいたいと思っています。 そして、その基礎力が考える力であることは言うまでもありません。教育とは、決して知識の切り売りなんかではありません。もちろん問題の処理方法を教えることでもありません。教育とは学力を育むことです。親である以上、あるいは教育者である以上は、間違っても「知識=学力」あるいは「処理能力日学力」などと思わないでください。学力とは人生を有意義なものにする必要不可欠な考える力のことなのです。教育は子育ての一環です。保護者も教師も教育者です。ですから、子供と接する機会のある人は誰もが「教育とは何か」を真に分かっていなくてはいけません。教育とは人生を楽しむことができる力を育てることです。一人一人が自分独向の判断基準を創り出すことができる力を育てることです。そして、学力とはこれらの様々なものの見方・考え方を理解できる力のことです。親がいつまでも、子供たちにアドバイスできるわけではありません。 全てを子供自らが判断し、選択しなければならない時期は直ぐにやってきます。私達のすべきことは、この時の力の素を作ってあげることではないでしょうか。 ----------------- <理論に裏打ちされた手法を提示できない現代の教育では、学力低下は必須である> ​理論に裏打ちされた手法​でなければ、それは単なる行き当たりばったりのお試し実験である。 子どもたちを、理論のない思い込みだけの手法を強制しコピー学習しかできないような子供には育てたくはない。 教育の優先順位(各ステージでの養成回路) 感情教育1:快感回路養成0-1才前後 感情教育2:満足回路養成2-5才前後 ※人工的に編集された時間を出来る限り排除する(正常な基礎回路を育てるには自然な時間の流れを要する) 感情教育3:納得回路養成3-6才前後 ※体験を通して言葉と視覚イメージのリンクを豊かに(量ではなく質が全て) 理論教育1:具象思考回路養成6-9才前後 ※視覚イメージ再現が安定する時期まで自由にさせる 理論教育2:抽象思考回路養成(具象思考と並行して)9-12才前後 ※視覚イメージ再現→操作 ※最大のポイントはどこまで長く具象思考を保てる(楽しく練習できる)か 仕上げ教育:判断力養成(感情教育+理論教育の融合)11-12才前後 ※自分の感情に基づく行動基準の確立(保護者は全面バックアップ) ※親が「決める」は、子供に「決めさせない」→仕上げ教育の放棄

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る