どんぐり こころの 天龍村どんぐり学園日記

2020/02/12(水)07:25

論語:子曰わく、君子《くんし》は食飽かんことを求むる

子《し》曰《のたま》わく、君子《くんし》は食《しょく》飽《あ》かんことを求《もと》むること無《な》く、居《きょ》安《やす》からんことを求《もと》むること無《な》し。  事《こと》に敏《びん》にして言《げん》に慎《つつ》しみ、有道《ゆうどう》に就《つ》きて正《ただ》す。学《がく》を好《この》むと謂《い》うべきのみ。(学而第一) 《原文》子曰。君子食無求飽。居無求安。敏於事而愼於言。就有道而正焉。可謂好學也已。 《訳》先生がいわれた、「君子《くんし》は腹一杯《はらいっぱい》たべることを求《もと》めず、安楽《あんらく》な家に住むことを求めない*(1)。  仕事《しごと》によくつとめて、言葉を慎重《しんちょう》にし*(2)、[しかもなお]道義《どうぎ》を身につけた人について[善《よ》し悪《あ》しを]正《ただ》してもらうというようであれば、学《がく》を好《この》むといえるだろうね*(3)。」 《解説》*(1) 君子《くんし》は中心に目標があるからである。 雍也《ようや》篇=「賢《けん》なるかな回《かい》や。一箪《いったん》の食《し》、一瓢《いっぴょう》の飲《いん》、陋巷《こうこう》に在り。人は其の憂《うれ》いに耐《た》えず、回《かい》や其の楽しみを改めず。」  《訳》「「偉いもんだね、回は。竹のわりご一杯の飯とひさごのお椀一杯の飲み物で狭い路地の暮らしだ。他人ならその辛さに堪えられないだろうが、回は[そうした貧窮の中でも]自分の楽しみを改めようとはしない。   * (2)里仁篇=君子は言《げん》訥《とつ》にして行《こう》に敏《びん》ならんと欲す。  * (3)学を好むと・・・ー孔子の学問が道徳学を主としているからである。 <こころ>  クリックお願いします。m(_ _)m 人気ブログランキングに参加しています。 どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

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