どんぐり　こころの　天龍村どんぐり学園日記

[日頃感じた事] カテゴリの記事

全167件 (167件中 1-50件目)

1 2 3 4 >

• 

  昔の人は凄い

  最近、頼山陽の「述懐」という漢詩を読みました。次の詩です。　　十有三春秋　逝ゆく者は已に水の如し　天地始終無く　人生生死有り　安いずくんぞ古人に類して　千載せんざい青史せいしに列するを得ん【通　釈】十三歳となって、これまでを振りかえってみると、月日は川の流れのように過ぎ去ってもう二度とかえっては来ない。天地は永遠であり、始めも終わりも無い。しかし、人間には必ず生があり、死がある。それならば、なんとかして歴史上の偉人のように、自分も歴史の上に名を連ねたいものだ。この漢詩を１２、３歳で作っているのです。頼山陽に限らず、昔の人は早い人は４、５歳から四書（論語、大学、中庸、孟子）を勉強しています。まず、「読み書きそろばん」を学び、四書をを読み、幅広い書物を読んでいます。そうして、自己の人間性を鍛え、知識を増し、己の考えを磨き、個を確立します。現在の日本は、多くの子ども達は、　良い高校、良い大学に入る為に受験勉強に精を出しています。受験勉強に精を出していますが、先の小学６年生の全国学力テストの問題で、次のような問題が解けない子が多く（約半数）います。　　「９時４０分に集合して、１０時２０分に目的地に（図書館？）着きたい。バス停から目的地まで２０分かかります。何時のバスに乗ればよいですか。」　（時刻表が書いてあって、該当するバスの時刻は９時４５分、５５分（？））このような問題が解けないというのには、　　１）試験ということで頭が混乱してしまう。　　２）問題を良く読まない　　３）本当に何が何だかわからない　の可能性があります。　　おそらく大人が説明すれば、全員が「なあんだ、そういうことか」とわかるでしょう。何れにしても試験でできないのです。昔の人たちの勉強と　　今の世の中の勉強のどこが違うのでしょうか。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.09.03

  コメント(0)

• 

  かき氷

  先日、久しぶりにかき氷を食べました。　小豆の入った金時、　茶の香りの宇治、　イチゴやミルクもあります。子どもの頃は、金時は一番高くて、食べたくても食べられませんでした。　当時、食べるのはイチゴが多かったように思います。先日は、子どもの頃食べられなかった金時を食べました。何十年ぶりかの想いを成就した感じです。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.08.31

  コメント(0)

• 

  言葉の暴力

  ことばの暴力が意外と多いです。　暴力には、物理的な暴力と　　　　　言葉の暴力があります。物理的な暴力は暴力としてすぐにわかります。しかし、言葉の暴力は気がつかないこと、　　　仕方がないと考える場合があります。　言葉の暴力は、心の奥底に深く刺さります。学校の中で起きる子ども同士のケンカ・いさかいの多くは、ことばの暴力が原因です。　相手のことを悪く言う。　　例えば、太っている子に、「デブ、ブタ」　　女の子に、「ブス」　　背の低い子に、「チビ」　　その他、相手の行動、発言に対して、返す言葉が過激となるのです。　言っている本人にとっては何気ない言葉が、　　相手の子どもには深く傷つくことがあるのです。通常の会話の中で、相手のことを話題にします。　「誰々が、こういってた、変だよね」、　「誰々が、こんなことをした、あれ変だよね。」　「誰々の話し方（笑い方）、あれおかしいよね。」　と言う風に相手のことを話題にします。そのことばが、言われた子が反論しだすと、子どものケンカとなることが多いのです。　大人しい子で、反論できなくて、黙っている場合にはケンカにはなりませんが、　　言われた子は、学校へ行くのが嫌になります。通常の話題の中で相手のことを話題にすると、　ことばの暴力になることが多く、イジメとなることが多いのです。相手のことを話題にするのはやめましょう。相手のことを考える、思いやることは大切ですが、悪く言うのはよくありません。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.08.29

  コメント(2)

• 

  選挙ポスターへの落書きなど

  衆議院議員選挙が最終盤です。ところで、先日名古屋の街を歩いていましたら、　候補者のポスターに赤いマジック（？）のようなもので落書きが書かれていました。選挙ポスターなどに落書きしたり、破ったり、　候補者等に暴行したり、演説の妨害、集会の便を妨げる、　ツバや水をかけたり、罵声を浴びせたり、すると　　公職選挙法違反になるのです。大人の人でもこのことがわかっていない人がいます。　今回の選挙でも多くの人が逮捕されています。選挙ポスターに落書きなどをするとどうなるでしょうか。　選挙の自由妨害になります（公職選挙法第２２５条２項）。　自由選挙妨害は罪が重いです。「落書き」だけで、４年以下の懲役もしくは禁錮又は１００万円以下の罰金となるのです。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.08.28

  コメント(0)

• 

  ある家族：子ども対応の見事さ

  先日、豊橋市内の食堂で、　子どもの対応で見事だな、と思える出来事を目にしました。私の隣の席で、男の子３人と女の子（長女？）とおばあちゃんと、両親の家族が食事をしていました。　　その時、５、６歳の女の子が、急に癇癪を起こして泣き叫び始め、テーブルにあったコーヒーなどに入れる細長い砂糖をテーブルにばらまきました。それを見たお母さんは、その女の子を抱きかかえて外に出て行きました。　しばらくして（５分程度？）女の子とお母さんが戻ってきました。　女の子は、泣き止んでいました。お母さんが女の子をそとへ連れ出している間に　お父さんは黙々と砂糖の袋を片付けていました。見事だな、と思いました。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.08.18

  コメント(0)

• 

  庭木の手入れ：木六、竹八、塀十郎

  どんぐり学園の校庭に松の木が一本あります。その松の木の枝が伸びていましたので、枝を切りました．畑や校舎周りを整備するスタッフと二人でやりました。　　　バッサ、バッサと切り落とし、すっきりしました。「木六、竹八、塀十郎」と言う言葉があります。　木、竹、塀の手入れや切ったりするのは、　　それぞれ、６月、８月、１０月がよい、というものです。　　この言葉は、旧暦ですので、　　　八月の庭木の手入れは、時期としてはマズマズでしょうか。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.08.17

  コメント(0)

• 

  三国志：赤壁の戦い（レッドクリフ）

  三国志において赤壁の戦いは非常に有名です。昨日、DVDで「レッドクリフPart1」を観ました。劉備軍は、劉備を慕って来る民を見捨てず、民とともに退却しました。　「千人の援軍がいる」と言われた孔明は、民を守っている兵士の一部をさいて　　前線に送ろうと考えたのですが、　　劉備は、「民を放っていくのか。それはできない。」と断りました。　その戦いの場には、劉備の奥さんと幼いわが子もいたのです。　劉備夫人は、そこで近くの井戸に自ら身を投げました。孫権と同盟を組み、孫権を立ち上がらせることが必要であることになりました。劉備が孫権と同盟を結ぶための使者として諸葛孔明自らが呉の国に赴きました。　そうして、魏の曹操率いる８０万の大軍に恐れをなしている孫権の老臣たちとの論戦に勝ち、　さらに周瑜とともに孫権を立ち上がらせました。　民を思い、逆賊に立ち向かう正義の戦いをすることで同盟が成立しました。第一部は、赤壁の戦いの「前哨戦」ですが、　諸葛孔明と周瑜との琴の連弾、八卦の陣など、見応えががありました。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.08.13

  コメント(1)

• 

  論語：貧にしてへつらうことなく

  論語の学而篇に、次の言葉があります。　これは、どんぐり学園で生徒たちと勉強しています。　子貢曰く、貧（ひん）にして諂（へつら）うことなく、富みて驕（おご）ることなくんば如何　と。子曰く、可なり、未だ貧にして楽しみ、富みて礼を好むにしかざるなりと。　訳：子貢がいった、「貧乏であってもへつらわず、金持ちであってもいばらないというのは、　　　いかがでしょうか。」先生は答えられた、「よろしい。だが、貧乏であっても道義を楽し　　　み、金持ちであっても礼儀を好むというのには及ばない。」　この後に、「切磋琢磨」の言葉が続いています。　子貢の言葉は、どこが不十分でしょうか。　「貧乏でへつらわない、富んでおごらない」ことは、大切な心構えなのです。　孔子は、「貧乏に処する最高の道は、結局貧富を超越するところにある、と言います。　　へつらうまいとか、驕るまいとか心にかけて苦心するのは、貧富を気にし過ぎるから。　　貧富を気にし過ぎると、自然と他人と自分を比べてみたくなる。　　そうして、比べた結果が「へつらいの心や驕りのこころ」を生み出す。そして、　　それを征服する（乗り越える）ために苦心しなければならない。　　と、子貢を諭しています。このように諭されて、子貢は、　詩経の「切磋琢磨」の詩を思い出して自らをさらに高めることを考えたのです。　　「切磋琢磨」の中にある、　　工匠の芸術心、仕事を楽しむ心に思いいたったのです。　　　つまり、労苦の中に、労苦することそのことに、　　　　　生命の躍動と歓びを見いだす心です。　そこが、求道者としては顔回（顔淵）に及ばずとも、子貢のすごいところです。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.08.12

  コメント(0)

• 

  太平洋戦争：旧海軍軍令部のいいかげんさ

  昨日のテレビ(NHKスペシャル；海軍４００時間の証言）で、　旧海軍軍令部に所属していた将校などの「反省会」記録の放映がありました。その中で、太平洋戦争に突き進んだ経緯などが話されました。　国を思っての戦争ではなくて、海軍を思っての戦争であったのです。　その「いい加減さ」に驚かされました。海軍軍令部は、「作戦参謀本部」なのです。　しかし、まともな作戦を立てていなかったのです。太平洋戦争の転機となったミッドウェイ海戦に対しても、　作戦をどこで企画したのか不明で、　　本来あらゆる作戦を綿密に練り上げる機関である軍令部が作戦本部、中枢部の役割を果たしていないのです。　　「無責任体制」と言える状況だったのです。こんな状況で、「あの戦争」が始まり、多くの人が命を落としたのかと思うと、強い憤りすら感じます。　　「この戦は、玉砕戦だから前線へ戻れ！」と追い返されて死んで行った人たち、　　「特攻」で爆弾を抱えて自らの命を失った兵士、　　最前線で、竹槍で戦わざるをえなかった兵士、の無念さを　どう考えたらよいのでしょうか。このような「無責任体制」は、旧海軍軍令部だけではありません。　現在の霞ヶ関の官僚制度も似た感じがしています。明治、大正、昭和を通して、　日本は、国を考えるのでなく、その部署（省庁）を第一に考えるように思えます。悲しいことです。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.08.10

  コメント(0)

• 

  太平洋戦争：マニラ市街戦

  昨夜、途中からでしたがNHKBS2の、HV特集：証言記録マニラ市街戦、を観ました。死者は約１２万人で、　　　　市民　　　　１０万人　　　　日本軍兵士　　１万５千人（１２、０００人？）　　　　米軍兵士　　　　　１千人　です。死者の大半（８割以上）が市民です。　市民は、病院や頑丈な建物に戦火を避けて避難しました。　マニラの中心部にあり植民地時代にスペインが建設した牢獄かつ要塞で有名なサンチャゴ要塞は、城塞都市イントラムロスの主要部分です。そこを、日本軍が守備していました。イントロムロスの最後の段階（砲撃を始める直前）では、　兵士は数十人、市民がほとんどでした。市内にある、病院、国会議事堂、市役所などに対して、市民がいるのを承知で、　米軍は艦砲射撃、戦車砲、迫撃砲などで、爆弾の雨を降らせたのです。米軍が組織した現地ゲリラ部隊の行動は、日本軍兵士の状況を一変させ、　現地人を見ると殺すようになって行きました。きれいなマニラの街が、一か月間の市街戦で焦土と化したのです。戦争は、多くの場合市民に被害が大きく出ます。「生きたい！、死にたくない！」との思いで安全なところに戻って来ると、　「この戦は、玉砕戦である。戻れ！」と　　言われて前線へ追いやられて死んでいった兵士が沢山いるそうです。戦争は、前線兵士、市民（年寄り、女・子ども）が悲惨な状態となるのです。どこかで次の言葉を聞いた記憶があります。　「そんなに戦争をしたいならば、軍隊の上層部が前線で戦いなさい。」＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.08.08

  コメント(0)

• 

  思い通りになること

  人が社会で生活していて「思い通りになること」はどのくらいあるでしょうか。　無人島で過ごしたとしても、　　電気、水道もなく、また野生動物もいますから「思い通りになること」は多くないと思いますが如何でしょうか。人は、「思い通りになること」が少ないから、　子どもの頃から「思い通りになること」が少ない事を学習し、前頭葉を鍛えるのです。大人が子どもの言い分を聞き入れて、　子どもに対して、子どもの「思い通りになる」ようにしてしまえば、　　子どもは、「何でも思い通りになる」と学習します。そうして、「思い通りにならないこと」が起きると、子どもは「かんしゃく」を起こし、キレるのです。昔の生活は、父親の一言を怖いと思い、　　子どもは家の手伝いをし、渋々いろんなことをしてきました。それが、現在の６０代以上の人たちの生活の知恵の豊かさであり、　　「生きる力」をもった強いたくましさです。子どもをたくましく育てるには、　子どもの言いなりにならずに、　家庭内でのいろんな手伝いをさせ、　自分の「思い通りになること」が少ない事、を実感・学習させることです。いろんなことが自分の思い通りにならないことがわかると、人はいろいろ考えます。　実際に行動し、前頭葉を鍛える事になります。それが、問題解決能力を養う事になります。子どもにやらせないで、考えさせないで、親がやってしまうと、　子どもは何もしない、何も出来ない人間になってしまいます。前頭葉を使う行動は、最初はうまく出来ずに下手な状態です。　訓練してそこを過ぎると上手になるのです。大人も子どもも我慢することが大切です。　大人の場合、「子どもにしてやらない我慢」が大切です。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.08.07

  コメント(0)

• 

  人の技術力

  よく、「現在の６０代以上の人たちは元気だ」と言われます。　また、この人たちは、いろんな技術を身に付けています。一つの技術を習得するには、相当長い年月を必要とします。　その技術の伝承が充分に行われていないとの話もあります。　日本にあるいろんな技術が失われることが危惧されているのです。　下町の町工場の人たちの技術、　大企業の中での職人の人たちの技術、人が磨いたものは、コンピューターで磨いたものよりも優れている、との話もあります。また、磨いたもののチェックする技術にしても、　　熟練した人の指先はコンピューターで検査したものよりも優れている、との話もあります。　マヤの遺跡から発掘されたと言われている「水晶ドクロ」は、相当な技術力です。　　このドクロがマヤ文明の人たちが造ったかどうかの疑問もあります。　人は、モノ作りのいろんな技術を身につけ、それを充分に伝承できずにまた最初から技術を学び身に付けるのです。　科学分野においてもしかりです。　　天文学、幾何学、土木・建築学においても同様のことが言えるように思います。開発した技術、知恵・知識を充分に継承できずに新たに再度学習する。　このことは、人間の「性（さが）」なのかもしれないです。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.08.06

  コメント(0)

• 

  年収と学力

  ２００８年度行われた全国学力テストの結果（正答率）と年収の関連が発表されました。　それによりますと、小学６年生では、年収が多い世帯程正答率が高いとの結果が出たとのことです。学力テストには、国語、算数ともに知識を問うA問題と活用力を試すB問題があります。　世帯年収ごとに子どもを分類すると、国語、算数ともに、　　年収200万円未満の平均正答率（％）が最低で、　　正答率は年収が多くなるにつれておおむね上昇し、　　1200万円以上1500万円未満だと200万円未満より20ポイント程度高まり、　　年収1500万円以上では正答率が微減に転じた、とのことです。この結果を見て、　昔と変わったな、と感じました。昔は、お金はなくとも勉強はする、という子が多くいました。　今回のこの結果は、　　子どもの「しつけ」、子どもの学習環境、学習意欲などが影響しているのでしょうか。　年収１５００万以上の世帯の子どもの正答率が「微減」したことは、　　学習意欲の低下があるように感じますが如何でしょうか。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。　

  2009.08.05

  コメント(0)

• 

  野菜の旬

  最近、「旬」という言葉を聞かなくなりました。　食材は「旬」が一番味がよいのです。春夏秋冬、それぞれに「旬」の山菜・野菜があります。　春の山菜・野菜は、　　　セリ、ワラビ、ツクシ、ノビル、ヨモギ、フキ、ウド、菜の花、タケノコ、・・・など。　　秋の山菜・野菜は、　　　マツタケ（キノコ）、ギンナン、レンコン、クリ、ナス、ダイコン、ミョウガ、サトイモ、タマネギ・・・など。　　　旬の食材は、季節を象徴するものです。しかし、野菜は温室、ハウスなどで　一年中、収穫できるようになったために、いつが「旬」かわからなくなりました。田舎では、路地（畑）で自家栽培していますので、「旬」を味わっています。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。　　　

  2009.08.04

  コメント(0)

• 

  葉月（はづき）

  今日から八月です。　月日の経つのが早いです。葉月（はづき）の由来は、　葉の落ちる月「葉落月」から、あるいは　初めて雁が飛来するので「初来月（はつきづき）」、あるいは　稲の穂の張る月で「穂張月（ほはりづき）」を略したもの、　などの説があるそうです。七月は、雨ばかりの感じです。　農家は、日照不足で野菜の育ちが悪いようです。　向方（むかがた）、天龍村特産の「ていざなす」も育ちが悪く、　出荷できるものが少ないそうです。野菜は育ちが悪いですが、　雨が多いと雑草はよく育ちます。　作物は育ちが悪く、雑草はよく育つ、困ったことです。天候不順は、農家には最大の問題ですが、　自然のなすことは、どうにもならないことです。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.08.01

  コメント(0)

• 

  クマゼミ

  今の時期、名古屋の公園を歩きますと、クマゼミの鳴き声がやかましいです。子どもの頃、自分の家の近くはアブラゼミばかりで、クマゼミはあまりいませんでした。　それが、おばさん（母の姉）の家に行きますと、近くの公園にクマゼミがいっぱいいました。そのクマゼミをとらえたくて仕方がありませんでした。　そのおばさんの家には男の子がいないので、虫取り網がないのです。　そこで、虫取り網を買って来てクマゼミとりにでかけました。しかし、となりの公園には高い木ばかりで背丈の低い木がほとんどないのです。　アブラゼミは低いところにいますが、　クマゼミは、高いところにとまって、　　「ここまで届くかい？」といわんばかりに鳴いています。そこで、長い竹を探してきて、虫取り網をつなげたのです。　高さはかなり高いところまで届くようになりました。　　しかし、竹が重いので、自由が効きません。網が近くまで行くと、クマゼミは小便をかけて逃げて行きます。何度も何度も挑戦して、ついに一匹捕まえました。　その満足感は何とも言えない物でした。アブラゼミの茶色の羽根と違って、　白い透き通ったクマゼミの羽根を見たときは、　　「やはりクマゼミが一番だ。」、　　「セミの王様だ。」とさえ思いました．　○十年前の思い出です。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.07.30

  コメント(0)

• 

  竹流し

  京都に「竹流し」と言われる菓子があります。水ようかんを　爽やかな若竹の筒に流し込んだお菓子だそうです。名前を聞いただけで涼しい感じのするお菓子です。　　京都の夏のお菓子だそうです。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.07.21

  コメント(0)

• 

  魚の旬

  食べ物の「旬」という言葉があります。　昔は、魚介類、野菜や果物など食べるもの、食材は、季節と密接につながっていました。　魚介類ならば水揚げされ、　野菜や果物ならば収穫され、おいしく食べられる季節が決まっていたのです。魚介類は、産卵期には脂がのります。　ですから、産卵期の脂ののった時期、　　野菜・果物では収穫されはじめの時期が「旬」にあたります。昔は、魚介類や野菜・果物が出回る時期によって、　季節の訪れや移り変わりを実感していたのです。　・春に「旬」を迎える魚　　　タイ、アマダイ、ニシン、カレイ、タラ、ブリ、サヨリ、白魚、キス、メバル、イイダコなど。　　貝類では、　　　ハマグリ、赤貝、鳥貝、サザエなど多数　・初夏で有名なのが、カツオ。　　　　カツオは回遊魚で、３月頃の四国沖からから１１月頃まの金華山沖まで北上します。　　　　２、３月頃に、土佐の漁師は太平洋に出漁し、一本釣りで釣り上げます。　・秋は、サバ、サンマ、サケなど、です。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.07.19

  コメント(0)

• 

  「君に任せる」と言われたら・・・

  仕事をしていると、上の言葉はよく言われると思います。　そんな時にあなたはどうしますか。その答えが次の本に書かれています。　「きちんと生きている人がやっぱり強い」（内海実/河出書房新社2006）一部下記に引用します。（ｐｐ７７－７８）　そもそも上司から「きみに任せる」と言われたからといって、自分の考えだけでどんどん進め、「ハイ、できました」では仕事の段どりや手順を知らなさすぎると言われても仕方があるまい。　資料の作成にしても、構想が練り上がったなら叩き台となる粗案をつくり、その段階で上司と相談して然るべきなのだ。問題は上下の コミュニケーションが欠落しているから起こってしまうのだ。　サラリーマンが仕事を円滑に進めようとする上で大切なことに「報告」「連絡」「相談」の三つがあると、これは昔から耳にタコができるくらい聞かされたことだ。四〇年有余、会社勤めをしてきたひとりとして異論はない。それの頭文字をとって「報ホウ連レン相ソウ」という言い方がされているが、私はこれをもじって部 下にこう言ったことがある。　「漫画のポパイが筋肉モリモリで強かったのはホウレン草パワーがもたらしたものだ。ポパイはホウレン草を口のなかへ入れたけれど、ビジネスマンたる者は報連相を言葉として口から出してこそ強くなる。しかも報連相がうまくやり取りできる人間ほどしっかりした仕事ができる。なにも報連相の相手は上司だけと はかぎらない。職場の仲間、関係部署、ときには取引先とも綿密にコミュニケーションを交わす必要があることを忘れるな」　これを言ったのは、部下のひとりが、私の意図することとはまったく異なる仕事をし、それに対する注意だった。「報連相の欠乏症」ともいえる部下をかかえている上司は、うかつに目を離さないことだ。　もともと口重や口ベタは、一朝一夕には変えられない本人の特性として大目にみてあげる必要があろう。かといって仕事上の対話となると避けてばかりはいられない。うまくない報連相も口からでる回数がふえれば、しぜんにうまく言えるツボがわかってくるものだ。話し方も場数を踏むことで必ず上達できると腹に決めてか かることが肝心だ。（ｐｐ７７－７８）＊イマイチの人は人の顔色を見て「報告・連絡・相談」をどうしようか迷い気が重くなるが、きちんと生きている人は、つねにそれをするので、判断を誤らず、心穏やかでいられる。（ｐ７９）こんな風になっています。社会で生きていくには上司とのコミュニケーションは必須です。　会社・組織で不満の多い人ほどコミュニケーションが少ないのではないでしょうか。　そうして、自分勝手に仕事を進め、上司から小言を言われる、　　小言を言われるから不満を言う、ということになっていないでしょうか。自分勝手に仕事を進める人は、　上司を上司とも思わない、「不遜な態度」が多いこともあるのではないでしょうか。その態度は、得意先との話の中にもでてしまうものです。気をつけたいものです。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.07.18

  コメント(0)

• 

  論語：過ちて改めざる・・・

  論語に次の言葉があります。過（あやま）ちて改めざる、是（これ）を過（あやま）ちという。（衛霊公第十五）今の社会は、頑固（がんこ）に過ちを改めない人が多いけれど、　これは「過ちを改めないこと」が、「力があり」「威厳がある」と勘違いしてるのでしょうか。　孔子は３０００年の昔、上に書きましたように、　「過ちを改めないことが過ちである」と説いています。　今の世で「過ちを改めない事」の最たるものの一つは、無用の公共事業を計画した場合に、それを如何なることがあっても改めないことです。　計画から実施まで十年、二十年も経っているのに、理由にならないこじつけ理由をつけてその計画を強引（ごういん）に実行します。　本当に無意味なことで、税金の無駄使いです。学問をして本当に力のある人は、　己に自信があるから、穏やかでゆったりしており、　　自分自身の過ちを素直に認め、改めるものです。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.07.17

  コメント(0)

• 

  大学生による不祥事で学長が引責辞任

  先日、京都教育大の学生６人が一人の女性に悪さをした責任をとって辞任したとの報道がありました。将来教育に携わる者を教育する大学（教員養成大学）の長として申し訳ない、との理由だそうです。京都教育大学の偏差値は、「偏差値50～60程度」となっています。　入学を希望する学部・学科によって、偏差値は若干のバラつきがあります。　教育学、国語学、英語学の学科は偏差値は高く５８となっています。　最近の子どもたちは、勉強ばかりしていて、体験学習が少なく前頭葉を鍛える場が少ないです。人間が社会生活をする場合、前頭葉を使う能力を必要とします。　暗記したことを書く能力よりも、いろんなことを計画・実行・反省する能力です。暗記し、理解する能力だけでは、社会を生きていけないのです。　計画し、計画に従って実行し、反省すること。　倫理観（人としてやって良いこと、悪いこと）を身に付けること、　すぐにキレないように、我慢すること、　身勝手な行動をしないこと、これらは前頭葉が支配しています。京都教育大学の偏差値を書きましたのは、　偏差値６０程度というのは、偏差値７０程度のトップクラスの大学と同じと考えて良いと思います。わずかの状況でトップの大学に合格できなかっただけと考えられます。ということは、　東大、京大などトップにランクされる大学の学生が不祥事を起こしても不思議でない状況にあるのです。　前頭葉の鍛え方が同じレベルと考えられるのです。小・中・高と、「勉強！、勉強！」で追い立てられ、前頭葉を鍛えることが少ないのです。子どもの殺傷事件を含めて、　これからさらに子ども、大学生の事件が多くなるように感じます。　悲しいことです。日本はどうなってしまうのでしょうか。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。。　　

  2009.07.13

  コメント(1)

• 

  未来の設計図

  昨日の続きです。　少し長いですが信田さんの本文を書かせていただきます。（本文より）「これこれ、ね、ほら設計図にはエミコの部屋もあるのよ」母はいそいそと、食卓ごしに一枚の設計図を広げて手渡した。そこには、素人のエミコさんにもわかる二世帯住宅の図面がある。「これって・・・・？」と一部分を指差すと、父親は自慢げに言った。「だっていつかは歩けなくなるかもしれないだろ、そんなときエレベーターがあった方が便利じゃないか」とたんに、エミコさんの脳裏に浮かんだのは、介護が必要になった両親を独身のままの自分が看取っている姿だった。エレベーターで昇り降りする、車椅子に乗った母親を、今度は自分が面倒をみているのだ。おそらくそんな自分に結婚相手など見つからないだろう。つまり、いまの両親との安楽な生活の既決は、両親の介護でしかないということだ。そんな覚悟もないまま、「私のために尽くしてくれる親」と思い込もうとしてきた自分に、腹が立った。それと同時に、ここまで面倒をみてくれたのに親の介護から逃げたがっている自分が恩知らずと思え、そんな自分を嫌悪した。「そうそう、この家の名義はパパとママ、それとエミコよ」。この言葉が決定打となった。三人の名義？　エミコさんはマンションからこの家に戻り、ずっとローンを背負うことになるのだ。食欲もないまま、トイレに駆け込み吐いた。ただならぬ様子にいち早く気づいた母は、「だいじょうぶ？」と血相を変え、ドアを開けて背中をさすろうとした。その途端、これまでにない気持ちが涌いた。「ひょっとして私はハメられたんじゃないだろうか」と、さすがにそのことばは飲み込んだが、収まりそうもない吐き気を感じながら、蒼白な顔でこう言った。「お願いだから、パパとママが決めるまえに、ひとことでいいから相談してくれる？」それに対して母は眼を見開いてこう言った。「だって、エミコみたいな世間知らずに、苦労させるのはしのびないじゃない」エミコさんの目からは、突然涙がこみあげた。それは吐き気のせいだけではなかった。こんな文章です。親は、子どもが外でいろんな苦労することを心配して、自分の思いどおりに動く子を育てるのです。　自分たちの介護が子にどれだけ苦労かも考えずに。こんな家庭、母娘は、沢山いるように思いますがいかがでしょうか。　これは団塊世代、あるいはそれ以後の母親で、その子どもは現在子育て中の親ではないでしょうか。　子ども自身のこと、家庭のこと、料理することを子どもにさせてください。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.07.08

  コメント(0)

• 

  母の選んだマンション、そして合鍵

  「母が重くてたまらない」（信田さよ子著）と言う本があります。　その中に同名の表題の文章があります。恵美子（仮称）さんは、一人暮らしをしていますが、　自分から一人暮らしを言い出したのではありません。有名大学を卒業した娘に、家から歩いて五分もかからない場所に　卒業祝いとしてマンションを買い、母親は合鍵をもっているのです。　事後承諾です。（本文より）恵美子さんは、３５歳の今でも、料理がまったくできない。ごはんくらいは電気釜で炊けるが、まな板で大根をとんとんといちょう切りすることもできない。レストランでおいしいイタリア料理を食べた後、自分で作ってみようとしても必ず失敗する。母は「ほんとにあなたは不器用なんだから」と嘆く。たまに「ママ、私も料理の練習しなくっちゃ」と宣言して夕食にとりかかるのだが、傍で見ている母が、あまりに手際の悪い娘にがまんできなくなって、「ああイライラする、どきなさい、私がやるから」と代わることになる。　どうしてこの母親から自分のような不器用な娘が生まれたのだろうと、情けなくなってしまう。会社の友人が料理教室に通うというので、自分も行きたいと母に告げたら、「ママが教えたげるわよ、お金がもったいないからやめなさい」と言われそれもそうだと納得した。」（中略）恵美子さんは、結婚したいと考えている。両親もそう願っているはずだ。でも「こんな娘じゃお見合いを頼むわけにもいかない」とこぼすのも母親だ。料理もできない、掃除も母親任せ、買い物もいつも両親と一緒・・・・　そう言えば、旅行も嫌以外と行ったことはない。いつか両親がいなくなることを思うと、心底不安だ。親がいなければ何もできない自分は、どうやって生きていったらいいのだろう。かといって、料理ができなければ、母の言う通り結婚相手は見つからないに違いない。こんな内容の文章が続いています。　恵美子さんの部屋もあるエレベーター付き自宅改修計画は次回。この恵美子さんだけでなく、母親にいろんなことをしてもらっていて、　料理・洗濯・掃除のできない、苦手な女性は以外と多いのではないでしょうか。それは、その人に責任があるのではなくて、　子どもに勉強をさせて、家の手伝いをさせなかった親にあるのです。前頭葉にかかわること、何かを計画し、実行すること、はすぐにはできないのです。　失敗の連続でできるようになるのです。最初はうまくできないのを、じっと我慢して子どもにやらせる、　そうするとできるようになるのです。子どもが一人立ちできるように考えることが親の仕事であり、責務です。　母親と料理を一緒に作った子は、引きこもりにならない、と言われています。　前頭葉が鍛えられているからでしょうか。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.07.07

  コメント(0)

• 

  幻の酒：貴醸酒

  この酒は、平安時代に宮中で醸造された酒だそうです。不老長寿の秘酒だそうです。数年前にそれを復活させて、有名な酒だそうです。国税庁酒造試験場が古い文献を元に解明した製造法で、　福岡県の酒造会社が酒造組合を通して学び商品化したのだそうです。仕込み水のかわりに清酒を使うそうです。一度、飲んでみたいと思います。　＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。：

  2009.07.05

  コメント(0)

• 

  先回りして子どもの失敗の芽をつむ

  上のようなタイトルの雑誌記事がありました。　　昔（５０年ほど前でも）は、母親達の多くは、家事や農作業や店の仕事等　　に中心的な役割を果たしていました。　また、当時の子どもは、一家族で５、６人が普通でした。母親は、子どもに手をかけられなかったのです。　今の世の中は、母親は子どもに一杯手をかける事ができます。それなのに、子どもの問題が多くなっているのは何故でしょうか。それは、　「必要以上に子どもを守って、子どもが失敗する自由を奪っているからです。」　との言葉があります。多くの親達は、　子どもを失敗させまいと、手を回して障害物を取り除いてしまいます。　　そのことは、子どもにとって過干渉になっているのです。一生懸命に子どもを守ろうとするのは、　子どもを信頼していないメッセージとの考えもあります。　『大人になって失敗を克服できる強い人間に育てないのなら、子どもに失敗をさせることだ。　対人関係で他の子とぶつかるのも、子どもにとっては大事な経験となる。」　「お母さんに必要なのは、『たとえ失敗しても、この子は必ず立ち直る』とわが子を信頼し、　手を出さずに見守ることです。」その通りだと思います。信頼する云々は、べつにしても、　口出しする事を控えて子どもを見守る事が大切です。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。　　　

  2009.07.04

  コメント(0)

• 

  細井平洲：師の条件

  米沢藩の藩主、上杉鷹山の師である細井平洲氏の書に　「嚶鳴館遺草」という書があります。　名古屋大学の学生寮は、「嚶鳴寮」と言います。　　この名前をつけた人はおそらくここからとっているのでしょう。その巻之五に「つらづらぶみ」という項目があります。その中に、師の条件という項目がありました。　これは人を雇うにあたっての選び方をどのようにするかという内容です。その条件は、次ぎの４つです。１）躬行の美をもつ人（不具合の少ない人）であること。　不具合の人というのは、知識ばかりで、その実践ができず、約束をも守ることも出来ない信用のおけない不義不信の人、謙譲の心を失った心得違いの人です。学問の目的は、実践の二文字です。２）博学多才であること。　師となる人は、学ぶ者から尋ねられた場合、１０のうち、３つ４つは答えられなくても、６つ７つぐらいは、答えられことがよい。そうすることで、人の信用も尊敬も得られるものです。鞘に収まった知識の刀を持つことです。３）素志素行に優れていること。　素志とは、幼い頃から養ってきた素直な心、素行とは、幼い頃から育まれた正しい行い、心正しい行いの出来る人です。４）心の広いこと。　　生まれつき、心狭く偏屈な人を師に迎えてはならない。以上のようになっています。４番目の「心の広いこと」の箇所に　「人を教える上での心得は、百姓が菜・大根を作るように心得ねばならぬもの。」とあります。　本当にそうだな、と思います。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.06.27

  コメント(0)

• 

  父母、天地に孝：養生訓

  養生訓に次のような文があります。「人としてこの世に生まれてきたからには、ひたすら父母・天地に孝を付くし、　人倫の道を実践し、義にしたがい、　なるべくならば幸福になり、長寿にして悦びを楽しむことは、　だれも願望するところであろう。」そのためには、養生の方法を心得て健康を保つ事である。このように述べられています。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.06.12

  コメント(0)

• 

  相田みつをさんの言葉

  相田みつをさんの言葉に次の言葉があります。「使ったところが強くなる　　頭でもからだでも　その反対　つかわぬところは　」相田みつをさんの言葉は、　　その一つひとつが心を打ちます。相田さんが生活の中で、　相田さんの心で、身体で感じた心の叫びだからでしょうか。今日書いた言葉も　まさにその通りです。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.06.07

  コメント(0)

• 

  論語を学び実践する会

  今朝の向方は、雨です。　今朝は何故かウグイスがよく鳴いています。今日は浜松市（旧引佐町）の方広寺で、「論語を学び実践する会」の例会です。　学園長は、朝からその会に出かけます。孔子の教えはただ一つ、「忠恕」（真心と思いやり）だけです。　「真心と思いやり」を　　　　親に表した場合に「孝行」となり、　　　　人に表した場合に「礼儀」となり、　　　　友人・同僚に表した場合に「信義・信頼」となり、　　　　社会に表した場合に「正義」となるのです。論語は実践の学問です。　上の言葉を覚えても何にもなりません。　その言葉を実践することが大切です。実践することは、本当に難しく、中々できません。　ですから、徳川家康の遺訓にありますように、　　「重荷を背負いて、遠き道を行くがごとし、死して後止む。」となるのです。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.06.06

  コメント(0)

• 

  働くことの大切さ

  「養生訓」に、家にいるときは、自分の体力に適した労働をすることがよい、と述べられています。立ったり、座ったりすることを厭（いと）わず、　部屋の中のことは誰かに頼むことをしないで、できる限り自分の身体を動かすようにすることがよいのです。このようにすると、自分の思ったようにいろんな事が整って、　人の手を借りる必要がなくなるのです。「心を清くし事を省（はぶ）く」利点があると言われています。常に身体を動かしていれば、　脳も働き、気力と血液もよく循環し、食物も滞ることがないのです。養生訓には、　いつも身体を休ませて怠（なま）けてはいけない。自分に応じた仕事をして手足を動かせることだ。時には動き、時には静かにすれば、気が全身にめぐってとどこおらない。　と述べられています。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.06.04

  コメント(0)

• 

  心の楽しみ

  昔の人は、　一人家にいて静かに日を送り、　古書を読み、香をたいたり、山水を眺め、　月花を賞し、草木を愛し、四季の変化を楽しみ、　酒を少々たしなみ、庭の畑でとれた野菜を煮たりするのも、　　みな心を楽しませ、気を養う助けとなる、と述べています。たとえ貧賎の人でも、こうした楽しみを知っていれば、　富貴の人でもこの楽しみを知らない人よりは、勝っていると言われています。人が生きていく上で心の楽しみは、昔も今もかわりはないのでしょう。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.06.01

  コメント(0)

• 

  和をもって貴しとなす

  論語に「礼の用は和を貴しとなす」の言葉があります。　この言葉は、聖徳太子の「和をもって貴しとなす。」の元になった言葉です。ここで、「和」とは何かを考えてみました。四書の一つ「中庸」には次のように書かれています。「喜怒哀楽のいまだ発せざる、これを中と謂う。発して皆節に中（あた）る。これを和（か）と謂う。中は天下の大本なり。和（か）は天下の達道（たいどう）なり。中和（ちゅうか）を致して、天地位し、万物育す。　訳：喜怒哀楽がまだ発せられない状態を中といいます。喜怒哀楽が発した状態を和をいいます。中は寂然として動かなくても、一切のものにみなこれが備わっています。すなわち天下の大本であるのです。 和は天下の達道です。よく中和を押し極めることができれば天地もまたその所に安んじ、人も物もみな安らかになり、万物が成育するのです。さらに、「中庸」には、孔子曰く「君子は中庸すなわち偏らず過不足なく、平常にして徳を身に体得しているが、小人は中庸に反している。君子が中庸をよくするゆえんは、未だ発せずの中を失わず、独りを慎むの工夫を凝らして和を得ることにある。小人が中庸に反するゆえんは、欲をほしいままにして少しも忌み憚り遠慮することがないからなのである」 これらを読むと、「和」とは、現在の世の中で言われている「和を保つ」意味の「和」とは大きく異なっている。　「中」は喜怒哀楽の情を発しない状態を言い、「和」とは、喜怒哀楽の情を発した状態で、喜怒哀楽の情を発して過ぎたり及ばないことがないように、節度、慎むことの工夫を凝らして節度に適うのを「和」と言う。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.05.10

  コメント(0)

• 

  歩き方：難波歩き

  手と足を一緒に出す歩き方を「難波歩き」と言います。昔の日本人の歩きかたは、みんな「難波歩き」でした。　この歩き方は、着物の着崩れがしないのだそうです。また、武術をする場合にも重心移動の関係で必ずこの姿勢になるそうです。実際に、重心の移動を考えると武術では「難波歩き」をしていないと、　刀を抜くのに一呼吸遅れます。　柔術、居合、空手、すべての武術において一呼吸遅れます。ですから、昔の人は、我が身を守る為にも「難波歩き」にならざるを得なかったのではないでしょうか。山登りの場合、「難波歩き」をしますと、疲れが少なくなります。　「よいしょ」、「よっこらしょ」の掛け声がすくなくなるのです。　理由は、重心移動が容易だからです。　階段の昇り降りにもよいですよ。一度試してみてください。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.05.05

  コメント(0)

• 

  失敗を活かす：子どもの素朴な疑問を科学に

  科学の実験は、失敗の連続です。同じようなことを、理科の先生が言っています。　森富子氏は、東京都立小学校の校長をしています。　全国小学校理科教育研究協議会の理事も兼務しています。森先生は、若い理科の先生に　「理科の実験は教科書通りに行かないことも多いから、事前にどうするか考えておいて」というそうです。例えばの例として、　電池とエナメル線を使って豆電球を点灯する実験があるそうです。　　いくら細かく説明しても、子どもたちは目の前の器具に早く触りたい一心で、　　大事なところを聞き逃す、のです。そして、失敗する。そこで、「ちゃんと聞いていた？」と咎めるのでなく　「どうして失敗したと思う？」と、子どもは色々考え始めます。やはり、自然現象、科学現象、科学の実験は、　「何故かな？」、「何故だろう？」を問いかけることたいせつが大切です。そうしますと、子どもは不思議なことに興味を持ちます。　　これが、「子どもの素朴さ」を「科学にする」第一歩です。子どもに疑問を持たせましょう。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。が

  2009.04.04

  コメント(0)

• 

  失敗を恐れない

  人は失敗を恐れます。しかし、失敗することで、新たな学び、知識を増すことが必要です。アメリカのベンチャービジネスを支援する基準に　失敗をどう克服したか、という項目があり、それを重視するそうです。　　一般に初めてのことをすれば失敗することが多くなります。　　挑戦・・・＞失敗　・・・＞学び　・・・＞挑戦　　　のサイクルが必要になるのです。ここで、「学び」は、同じ間違い、失敗をしたくない　　　　　　　　　　何故失敗したのか、どこが悪かったのか原因を探る　　　　　　　　　　何をすれば、どう行動すれば防げたのか　　　　　　　　　　何をどう変えれば防げたのか　　を追求することで生まれます。これは、科学研究の場合には常に行われています。そのために細かな実験ノートをつけるのです。　そうして、失敗の連続の中から成功が生まれます。　うまく行った時の喜びは口では言い表せません。「失敗するからやるな」ではなく、　　失敗を恐れず、挑戦しましょう。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.04.02

  コメント(0)

• 

  相田みつを美術館

  昨日は東京でした。　飯田橋の（社）日本詩吟学院、　　衆議院議員会館へ用事で行ってきました。用事が早く終わりましたので、　以前行ったことのある有楽町東京国際フォーラム内の相田みつを美術館に行きました。　また本を買ってきました。相田みつをさんの言葉は、人が生きて行く上で大切なことを　さりげない言葉で表現しています。それでいて、その言葉はぐさりと心に響きます。　そんなところが大好きです。　「そのとき　どう動く」　「雨の日には　雨の中を　　　風の日には　風の中を」　「つまづいたって　いいじゃないか」　「ともかく具体的に動いてごらん　　　具体的に動けば　具体的な答えがでるから」＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.03.28

  コメント(0)

• 

  バイオ燃料：バイオエタノール、バイオガソリン

  　石油連盟に加盟する新日本石油やジャパンエナジーなどの石油元売り各社は、2007年4月からETBEバイオガソリンの試験販売を開始しているそうです。首都圏（東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県）の50箇所の給油所で、ETBEを7％混ぜたレギュラーガソリンを売りだしています。一方、政府はバイオエタノールを３％混ぜたガソリン(E3)を使用する事を考えています。ここで、ETBEとは、バイオエタノールと石油精製時にできるイソブチレン（イソブテン）という物質とを反応させて作られる化学物質のことです。ETBEは燃料になるほか、ガソリンに混ぜるとノッキング（エンジンが金属性の打撃音や振動を生じること）が起こりにくくなるという特長があります。そのためフランスやスペインでは、バイオエタノールからETBEを合成して、ガソリンに混ぜて使っています。　バイオエタノールとは、トウモロコシ・サトウキビ・小麦・イモ類・果実などから作られたアルコールのことです。植物に含まれる炭水化物を糖質（グルコース）に分解し、それを微生物を使ってアルコール発酵させて得ることができます。酒など飲用に使われているエタノール（酒）と基本的に同じものです。糖質（グルコース）に分解できるものであればどんなものでも原料になります。セルロースはグルコースが多数結合したものです。ですから、たとえば木材や古紙、藻類、廃糖蜜（サトウキビやサトウダイコンの搾りかす）などからもバイオエタノールが生産され始めています。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.03.21

  コメント(0)

• 

  気象：低気圧の話

  今日の向方（むかがた）は、雨です。気象に関する専門家には、気象予報士がいます。　難しい国家試験に合格した人たちです。低気圧には、熱帯生まれの熱帯性低気圧と　それ以外の温帯低気圧とがあります。通常低気圧と言いますと、温帯低気圧の事です。低気圧の多くは、中心から東側に伸びる温暖前線と西側に伸びる寒冷前線を持っています。これらの前線の南側には暖かい空気、　　北側には冷たい空気があります。暖かい空気は軽く、冷たい空気は重いです。温暖前線は、暖かい空気が冷たい空気の上にゆっくりとはい上がり、広い範囲に雲ができます。一方、　寒冷前線は、冷たい空気が暖かい空気の下にもぐり込むようにして進みますので、　　激しい上昇気流になって背の高い雲ができます。春先は、気候が変わりやすいですが、それは高気圧、低気圧が順番に移動するからです。　低気圧の後ろに高気圧、その後ろに低気圧、というように移動します。簡単に言いますと、低気圧の通過中は雨、高気圧の通過中は晴れ、という事になります。気象の事は、自分で天気図を作ってみますとよくわかります。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.03.20

  コメント(0)

• 

  吉田松蔭：身はたとひ　武蔵の野辺に・・・

  身はたとい武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂」　この歌は、吉田松陰の有名な辞世の歌です。詩吟の会では、この歌をよく吟じます。しかし、この句が吉田松陰が死の直前に書いた「留魂録」の冒頭に書かれたものであることを初めて知りました。勉強不足です。昔の人は、勉強といえば「四書五経」を学びました。寺子屋などでも、学ぶことは「論語」を初めとした四書で、常に人間学でした。今の世の中、日本は人間学を学ぶことはありません。さらに家庭で手伝いをすることもあまりありません。その結果が、人は人を騙してでも金と名誉を追い求める社会となり、現在の殺伐とした社会を生み出しているのです。子どもから大人まで人間学（論語、大学、中庸、孟子の四書と五経）を学ぶ事が必要です。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.03.08

  コメント(0)

• 

  事故などで起きる高次脳機能障害

  「高次脳機能障害」とは、脳の損傷によって起きる認知障害全般をいいます。どのような症状がでるか、主なものを次に書いてみます。記憶障害：　物を置いた場所を忘れたり、同じことを何回も質問するなど、新しいことを学習し、　覚えることが難しくなります。社会的行動障害：すぐに他人を頼るようなそぶりをしたり、子供っぽくなったりします。　我慢ができなくて、何でも無制限に欲しがります。　　例えば好きなものを無制限に食べたり、飲んだりします。　場違いの場面で怒ったり、笑ったりすること。　一つのものごとにこだわって、容易に変えられないこと。　　いつまでも同じことを続けることもあります。　自分では何もしようとはしないで、他人に言われないと物事ができない状態。遂行機能障害　行き当たりばったりの行動をしたり、逆に指示がないと動けないなど、　　目標を決め、計画し、実施するといった一連の作業が困難になります。地誌的障害　家を出てから家に帰れなくなったり、自宅のトイレがわからなくなったりする、　　地理や場所についての障害です。注意障害　気が散りやすかったり、ひとつのことに集中することが難しかったり、また、疲れやすく、長い　時間作業につくことができないこともあります半側空間無視　自分が見ている空間の片側を見落としてしまう障害です。　　そのため、食事で片側のものを残したり、片側にあるものにぶつかったりします。半側身体失認　麻痺した手足がないかのように振舞ったり、麻痺がなくても片側の体を使わないなどの症状が見られます。失語症　うまく話すことができない、人の話が理解できない、字が読めない、書けないなどの障害です。失行症　動作がぎこちなく、道具がうまく使えないなど、　　手足は動くのに、意図した動作や指示された動作ができないなどの症状です。失認症　物の形や色がわからない、よく知っている人の顔がわからない、見分けられないなどの認知の障害です。以上を見てみますと、認知症、軽度発達障害の症状と言えますね。人間としての行動を制御している前頭葉が障害を起こしているのです。前頭葉を鍛えるとこれらは回復します。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.03.07

  コメント(0)

• 

  弥生３月

  早いもので、もう弥生４日目。弥生（やよい）の由来は、　春の暖かい陽気に恵めまれて、すべての草木が「弥生（いやおい）」茂る月の意で、　これが詰まって「やよい」となったとされています。昨日の３日は、この向方の地に雪が舞い、　うっすらと雪が積もりました。　３月３日はひな祭りの日です。　雛の影　桃の影壁に　重なりぬ　　　子規何故か知りませんが、この頃は寒波が来る事が多いように感じています。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.03.04

  コメント(0)

• 

  先の読める人、読めない人

  手塚治虫氏が、鉄腕アトムを書き始めた頃（昭和２６年、２７年頃）、　当時の大人たち（父母や教育者）は、手塚治虫氏を痛烈に批判したそうです。　その批判の内容は、　　「日本に高速列車や高速道路なんて造れるはずがない」とか、　　「ロボットなんてできっこない」、「荒唐無稽だ」などと大いに怒られ、　　「手塚はデタラメを描く、子どもたちの敵だ」とまで言われたそうです。先の読めない、先の見えない大人たちは、　　　　　自分の力、先の見えない力、を棚に上げて、　自分の目先の考えだけで相手を批判するのです。子どもを盾に、自分の欲を満たそうとするのです。手塚治虫氏は、このような猛烈な批判の中でも、我慢しながら描き続けました。　手塚氏が書き続けることができたのは、　　「自然に根ざした”生命の尊厳”を常にテーマにしてきたからだ。」と言っています。人は、自分の目先の考え、自分の欲とメンツで人を批判し、自分の欲を満たそうとします。しかし、天に通じる純粋な気持ちがない場合には、その欲は満たされることはないのです。　天の理（自然の理）と生命の尊厳に裏打ちされたものである場合に、人の行いは成し遂げられるものです。　　手塚治虫氏は、「生命のないところに未来はない。」と言っています。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.03.01

  コメント(1)

• 

  人の行い：聖人、君子のようなことはできない

  論語を勉強して、それを実践しようとする場合、　自分にとって都合が悪い、あるいは出来ないことがあると、　人は、「そんな聖人君子のようなことはできない」という言葉を発します。そうですね、「聖人君子のようなことはすぐにはできない」です。　ですから、一生かかって出来るようにしたいと思うのです。このことは、徳川家康の遺訓にありますように、　「重荷を背負うて遠き道を行くが如し」です。簡単にできるようなことならば、　一生かかってできるようになろうとは考えないです。簡単に出来ないから、　何度も何度も間違え、ミスを犯し、反省し、出来るようになろうとするのです。その気持ち（人間性を高めたい気持ち）がない場合には、その人はそのレベルにとどまってしまいます。論語で言う「小人」になるのです。　さらに悪い場合には、孔子が忌み嫌う人間となってしまうのです。例えば、何か間違いをした場合、　それを改めることにしても、簡単には改められないことが多いのです。ですから、多くの人が、間違いを改めないという大きな間違いを犯すのです。　何をするにしても、悪いのは相手（他人）、自分は悪くない、の考えとなるのです。気をつけたいと思います。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.02.25

  コメント(0)

• 

  論語：徳は孤ならず

  論語の中に　「徳は孤ならず。必ず隣あり。」　　との章句があります。　訳：善行を貫いている人は孤立しない（孤独にならない）。いつかは理解者や仲間が現れる。しかし、現実社会はこの言葉通りにはなかなか行かないものです。孔子も認められ、職につくこともままならない状態だったようです。職がなく、各地を放浪していることもあったようです。現実社会は、正義が通るとは限らない世の中であることを、孔子自身が身をもって体験しています。今の世でも、　立派な人間なのに、認められなかったり、　また、世間の非難をあびるような栄華を極めているひともいるでしょう。現実社会は、厳しいものがあります。この章句は、自分自身に言い聞かせる孔子の叫びなのかもしれないですね。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.02.05

  コメント(0)

• 

  今日から二月：旧暦二月を如月

  今日から二月です。　正月が終わったばかりと思っていましたら、もう二月です。　月日の経つのが早いことを実感しています。二月を如月（きさらぎ）と言いますが、 如月とは、陰暦で二月のことです。そこで、如月の意味を調べてみました。 如月は、寒さで着物を更に重ねて着ることから、「着更着（きさらぎ）」とする説が有力とされる。その他、気候が陽気になる季節で、「気更来（きさらぎ）」「息更来（きさらぎ）」とする説。草木が生えはじめる月で、「生更木（きさらぎ）」とする説。草木の芽が張り出す月で、「草木張り月（くさきはりづき）」が転じたとする説がある。陰暦で今日は１月７日です。　旧暦如月は、２月１日ですから、今年は２月２５日が如月のスタートとなります。　２月末日ころが如月となりますと、「気候が陽気になる季節」、　　　　　　　　　　　　　　　　　「草木が生え始める月」、とする説も捨てがたく、　意外と正しいのかもしれませんね。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.02.01

  コメント(0)

• 

  渥美半島は菜の花が満開

  先日、用事で豊橋の実家へ行ってきました。　９３歳になる母は元気にしていました。渥美半島の田原市は、学園長の母校（成章高校）があり、　成章高校の横には渡辺崋山の記念館、華山文庫もあります。その田原市の渥美病院の横にある道の駅に寄りました。　そこに、ガーデニングの店がありチューリップやいろんな春の花が沢山ありました。　その道の駅にはお客が大勢出入りしていました。渥美半島は、マスクメロン、温室トマトの特産地ですが、　道の駅には、メロンやトマトが沢山並んでいました。田原市には、トヨタの工場がありますが、社員は有給休暇を取るように言われているそうです。先日の土曜日は少々風も強く、時には雪も舞っていましたが、　田原市へ行く道路脇の畑は、菜の花が満開の状態で、黄色い絨毯のようでした。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.01.26

  コメント(0)

• 

  論語の五美四悪：四悪とは

  論語は、三千年の昔孔子が弟子達に説いたことを弟子達がまとめたものと言われています。論語には、主権在民（しゅけんざいみん）、自由平等の民主主義の基本が流れています。　三千年の昔の中国で既に明らかにされているのです。理想的な国王である堯（ぎょう）、舜（しゅん）、禹（う）の善政を規範として受け継いだ孔子の教えには、主権在民、自由平等の自由民権思想が流れています。論語の尭曰（ぎょうはく）の章句では政（まつりごと）を行う道を詳しく述べているのです。　政（まつりごと）を行なうには、五つの美徳（びとく）を貴び行ない、　　　四つの悪い行いを退けることだと説いています。やってはいけない四悪とは何でしょうか。　四悪の虐（ぎゃく）、暴（ぼう）、賊（ぞく）、有司（ゆうし）（小役人根性、官僚主義）について明確に述べています。まず、１）（虐ぎゃく）、「これは良いこと、これは悪いことなどと、民を常日頃教育することなく、罪を犯した民を罰し殺すことを「虐政ぎゃくせい」といいます。　２）暴（ぼう）、「平素（へいそ）の戒（いまし）めを怠（おこた）って（放任して）いて、成績を出すことをやかましく言うやり方を「暴政（ぼうせい）」といいます。　３）賊（ぞく）、命令は緩やか・遅くだして、期限を厳しく責め立てることを「賊政（ぞくせい）」（だまし討ち）といいます。　４）「有司（ゆうし）」、（小役人根性、官僚主義）、結局は人民に与えねばならぬ公（おおやけ）の物であるにもかかわらず、出し渋っていかにもケチなやり方かたをすることを言います。日本の自治体、政府関係機関、あるいは幾つか（多く？）の組織では、四悪が横行していませんか。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.01.25

  コメント(0)

• 

  他人のせいにしない：事の成否は自分自身の責任

  人は往々にして、自分がうまく出来ないと人のせいにします。自分が行うことは、すべて自分の責任です。例えば、親が子どもに対していろんなことをしてやる場合、　うまく言っている場合は、ルンルン気分でよいのですが、　　うまくいかなくなると、子どもは、「お母さんがやれと言ったから・・・」　　と言って親のせいにします。これは正しいでしょうか。　たとえ親がアドバイスあるいは手伝ったとしても　了解し、実行したのは子どもです。　　嫌々であろうと好んで動いたのであろうと、実行したのは子どもです。　ですから、子どもに責任があるのです。ここで大切なことは、親が子どもの言い分をどれだけ聞き、　　どれだけ了解を取っているかどうかでその後の対応も若干異なるでしょう。　しかし、決断実行したのは子どもであることに変わりはないのです。論語の中に次のことばがあります。子曰く、君子は諸れを己に求む。小人は諸れを人に求む。（衛霊公第十五）　先生が言われた、「君子は何事も自分に反省して求めるが、小人は他人に求める。」　この章句を宮崎市定氏は、　　諸君は、すべて事の成否を自分自身の責任だと覚悟して欲しい。ゆめ他人のせいに　　なすりつけてはいけません。　と訳しています。この章句は、先日学園長がどんぐり向方学園の生徒に紹介し、生徒に音読させていました。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.01.22

  コメント(0)

• 

  今朝の冷え込み

  今朝６時の向方（むかがた）の気温は、６時半で零下６度でした。６時半頃向方を出て、小牧へ行く用事がありました。道路の雪は除雪されていますが、道は凍っていて滑りやすい状況でした。向方から、阿南町新野、売木村、平谷村、旧上矢作村、　　旧岩村、旧山岡町までは、雪道でした。途中、中にはノロノロ運転の車もありました。瑞浪からは雪もなく普通に走ることができました。雪がないと、２時間半はかからない道のりですが、　今日は３時間かかりました。予定の時刻にぎりぎりで間に合いました。雪道の運転は時間がかかることを実感しました。　＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.01.15

  コメント(0)

• 

  初詣

  皆さんは、初詣（はつもうで）は終わりましたか。　私は、まだです。今日どこかに行こうかなと思います。ところで、初詣（はつもうで）とは、年が明けてから初めて寺社（神社・寺院）や教会などに参拝し、一年の無事と平安を祈る行事で、初参り（はつまいり）ともいいます。また、元々は「年蘢り」（としごもり）と言い、家長（家の長）が祈願のために大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神の社に蘢る習慣であったそうです。　この年蘢りは、大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」との2つに分かれ、元日詣が今日の初詣の原形となり、現在でも、除夜に一度氏神に参拝して一旦家に帰り、元旦になって再び参拝するという地方があるそうです。恵方参りという言葉を聞いたことがあります。調べてみました。　『恵方』とは・・・方位神の一つである「歳徳神（としとくじん）」はその一年の福徳をつかさどる神とされています。この歳徳神がいる方角は全てにおいて大吉とされ、この方角を「恵方（えほう）」と呼びます。恵方は別名「吉方（きっぽう）」「明の方（あきのかた）」等ともいわれます。恵方はその年の暦の「十干」によって定まります。その年の暦と恵方との対応は以下の通り、5年周期・4方位になります。　○甲・己の年(平成21・26)：寅と卯の間（「甲」の方…およそ東北東）　○乙・庚の年(平成22・27)：申と酉の間（「庚」の方…およそ西南西）　○丙・辛の年(平成23・28)：巳と午の間（「丙」の方…およそ南南東、＊戊・癸の年に同じ）　○丁・壬の年(平成24・29)：亥と子の間（「壬」の方…およそ北北西）　○戊・癸の年(平成20・25)：巳と午の間（「丙」の方…およそ南南東、＊丙・辛の年に同じ）◎『尾張の恵方』とは・・・およそ400年前に徳川家康公は尾張の国の中心として名古屋城を築きました。それ以来、名古屋城を中心としてみた時にこの地域の四方に位置する、尾張四観音が尾張を守護する観音様としてもさらに崇敬されるようになりました。四観音のうち、その年その年の恵方にもっとも近い観音様は「恵方の観音様」として、福をもとめて特に多くの参詣者が集まります。となっています。こんな風になっていることは初めて知りました。子どもの頃は三河に住んでいましたが、　毎年豊川稲荷へ行くのが初詣でした。＜こころ＞　人気ブログランキングに参加しています。クリックお願いします。m(_ _)m どんぐり学園の公式ホームページはこちらです。

  2009.01.03

  コメント(0)

全167件 (167件中 1-50件目)

1 2 3 4 >