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再開後、瀬川四段も登場。初めて聞きましたが渋くてカッコいい声でした。
橋本「北海道には仕事で?」 瀬川「ええ、昨日大麻(おおあさ)というところで、高校将棋大会がありまして」 橋本「ところでススキノはどうでした」 瀬川「え、いやその」 橋本「行かなかったんですか?」(厳しく追求します・笑) 瀬川「それなりに楽しんできました」(笑) 橋本「私は昨日Kさんに付き合わされて、ラーメン+ラーメン+ジンギスカンで体調悪いです」 瀬川「まあ、焼肉屋の次に焼肉屋にいく方ですからね」 橋本「そうでしたね、何をしたいのかわかりませんね」 橋本「現在の形勢を控室ではどう見てますか?」 瀬川「先手良し、となっていますね」 橋本「ところで、『北海道研究会』つくりませんか?」 瀬川「え!?」 橋本「この方(と言って羽生二冠の名札を指差して)が入ってくれるといいんですが忙しそうなので、こっちの方(広瀬王位の名札をさして)で」 久津「その北海道研究会というのは将棋は指すんですか、それとも北海道を研究するんですか?」 橋本「将棋4割くらいで(笑)」 というところで、瀬川四段退場です。 いま、ブログを見直したら箭子涼太(やこ りょうた)くんが写ってますね。関西奨励会なので気づいてませんでした。彼や関東奨励会の級位者はほとんど、新井田さんの教え子のはずです。初段獲得戦で見かけ見かけたことはあるのですが、向こうは1・2回の参加で抜けていくので対局したことも覚えてくれていないでしょうね。 ご存知の方も多いと思いますが、広瀬王位も小学3年生から6年生くらいの時期を札幌で過ごしていて、故新井田基信さんを恩師と前年の王位戦の自戦記に書いています。四段昇段時には、広瀬四段祝賀大会も開かれています。 羽生二冠の▲7五香について橋本七段は「7三歩と受けさせて、馬を自陣に利かせない狙いですね。広瀬流穴熊の特徴は馬を自陣に利かせることです。」と広瀬王位が奨励会時代に自分自身が控室で相当痛めつけられた経験を交えての解説。 実際には、この辺まで解説会開始時点で指し手が進んでいたんですね。20分以上トークしないとあっというまに終わっちゃいますね。 ▲7四桂とか▲6一銀とかを見ながら「スーパー敦史くんの付録にあったなあ」などと思っていたら、終局。 司会のお姉さんから壇上の橋本七段に「まもなく両対局者がこちらに来られるそうです」と案内が。 橋本七段は軽くうなづいて、ワールド全開のトークを続けます。 すると、再び司会のお姉さんが言いにくそうに「あの、橋本七段。もう到着しているようです」 唖然とする、橋本七段。うーん、ちゃんと覚えていないのですがシリーズの流れが羽生二冠に傾いたというような発言をしていたような・・・ いくらなんでも広瀬王位に聞かれるのは、味が悪いですよね。 ということで、両対局者入場。デジカメやケータイで写真を取る方が多いですね。私も1枚。ケータイでとったのであまり良い写真ではないですが。 羽生二冠はTVなどで見たのと同じに淡々と、感想を話します。▲4四銀と出たところの心境を聞かれて「1歩得して悪いわけはないと思っていたが、存外に難しい局面でした。」 広瀬王位は「ずっと苦しいと思っていました」とポーカーフェイスで感想を述べ、10分ほどで両対局者退場。 王位戦は「次の一手」の出題はなく(ケータイで棋譜や解説が見れる時代だからそうかもしれませんね)、抽選会でした。 景品は、両対局者の扇子が各10名、両対局者・正副立会人の直筆色紙各3名の総計32名に当たるということで、入場の時にもらった抽選券をバッグから出します。 抽選時のさいはて@鈍行流の心境 広瀬王位の扇子10名「当たるといいなあ」→全部はずれ「本命は羽生二冠のだからなあ」 羽生王位の扇子10名「当たって、お願い!」→全部はずれ「羽生二冠の直筆色紙にチャンスが残ったと思おう」 広瀬王位の直筆色紙3名「そろそろ当たってもいいんじゃないかなあ」→全部はずれ「羽生二冠の直筆色紙にチャンスが残ったと思おう」 羽生二冠の直筆色紙3名「もうそろそろ当たるよなあ!」→全部はずれ「くじ運は悪いのかなあ・・・」 大内九段の直筆色紙3名「これがあたればレア品だよなあ」→全部はずれ「何も当たらないのかも・・・」 橋本七段の直筆色紙3名「もう無理だよなあ」→隣に座ってた人が当たりました。 見事に全滅(涙)。午後7時に解説会は終了。対局が長引いたとしても午後8時終了予定でしたから、穴熊特有の長い終盤が続いていたら、と考えると、いろんな意味で羽生二冠の快勝は嬉しいですね。 このあとさらに不幸(?)が降りかかります。 会場を出たところで、駐車券にスタンプを貰い、5時間無料に。\(^^)/ エレベーターで7Fにあがり、駐車場に入ると「え、車が無い!?」 しばらく固まったあとで、「エレベーターを乗り間違えたのかも」と駐車場の反対にテクテク。やっぱりありません。 一瞬、嫌な考えが頭をよぎります。「窃盗・・・」 いや、駐車階を間違えたのだろうと思い、6階へ。しかし、駐車場の扉は施錠されています。さらに降りて5階へ。 ありました。掲示板の標記を鵜呑みにして、自分の泊めた階を確認していなかっただけの事だったのです。ついた時刻もぎりぎりだったので、エレベーターに乗った時には、自分の乗った階を確認していなかったのです。 冷や汗を一杯かいたものの、外はまだ暑く、冷たい飲み物を買って来なかったことを後悔しつつ、帰り道も5年ぶりくらいの小樽なので、高速までの道を少々迷い、何とか帰宅しました。 気がつけば、明日から第4局。広瀬王位を応援する気持ちがないわけではありませんが、羽生二冠が相手となると話は別です。 郷田九段、深浦九段。屋敷九段なども若くしてタイトル戦に登場し、タイトルを取ってもそのまま一気に、という訳ではありませんでした。今回はめざしている山の大きさを再認識してもらうためにも、羽生二冠のタイトル奪取を強く願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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