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テーマ:ミステリはお好き?(1425)
カテゴリ:読んだ本(ミステリ・日本)
住所は書いていないが,伊勢丹の近くということから,とりあえず新宿3丁目と決め付けてしまおう。
畠中恵の「とっても不幸な幸運」に出てくる「酒場」の所在地である。ビルの地下にある「酒場」という名前のバーに集まる店長や常連やアルバイトのウェイターにまつわる掌編が続いていく話で,北森鴻の「香菜里屋」シリーズに似た雰囲気もあるのだが,こちらはこちらで,筆者独特の「不思議」があり,それも加味されて,すごくよい味が出ている。 「不思議」のキーになるのが,店長の娘が学校帰りによく行く100円ショップでたまたま見つけた小さな缶。側面には,商品名らしい「とっても不幸な幸運」と書かれた,太さはラップの芯,高さ10センチ程の缶で,青いゴムの蓋がついている。 この蓋をあけると何が起こるか(いつも同じことが起こるわけではない)は,本を読んでもらうしかないが,それをめぐり,さまざまな推理がなされ,それとともに賭けも行われ,まあ,事件もそれなりにめでたく(?)解決していく。 ということで,あらすじを順に紹介していこう。 第1話 大きな器に盛ったポトフがオヤジたちに食べられ,あっという間に消えてしまう。 数日後,ビーフシチューと焼きたてパン,アボガドと海老のサラダ,自家製のピクルスを食べることから,中学生のり子の「酒場」への出入りが公認される(笑,夕食だよ)。 第2話 ラガ・ヴ-リン12年ものが賭けの対象となり花立がもらえそうになるが,失敗し,2度目の挑戦でもらえる。 ボウモアの21年ものが正行(飯田医師の妻の縁戚)の口をなめらかにするため供される。 客からの,里芋のゆず味噌煮,大根の胡麻きんぴら,牛肉のアンチョビソテー,オリーブのブルスケッタなどのリクエストにこたえ,うまそうな鳥料理が出てくる。 カリラが携帯用ウィスキーボトルに入れられ,飯田のもとに届けられる。 「あらすじ」の主人公は食べ物と飲み物にしてみました。これなら,ネタバレと怒られる心配もなさそうですし……。 3話以降を続けると長くなりすぎるので,続きは読んで確認してください。 次の日記も読ませていただきました。 日々のあぶく?(kiyu25さん) はざくらの気ままな暮らし(はざくら2005さん) 魔女の館(たばさ6992さん) 温温堂日記(温3942さん) 時代,場所,登場人物などをフリーページの畠中恵メモ(とっても不幸な幸運)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。 畠中恵の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (畠中恵)からごらんください。 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/16 04:49:18 PM
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