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カテゴリ:読んだ本(その他・海外)
前回(→日記はこちら)さらっと流しすぎた気がするので,少し調べてみた。
トールキンの「指輪物語」今回は,「ビルボ・バギンズ氏の誕生祝い(3001/09/22)」について。メリーとピピンの年齢 ビルボ111歳,フロド33歳は書かれているので当然だが,「追補編」の資料などから,メリーは19歳,ピピンは11歳と考えられる(誕生月が過ぎていると仮定)。彼らは,「気楽な20歳代」にも達していない「お子様」として参加していたわけだ。 ローリイ・ブランディバック老人 ビルボが演説を終えて消えた直後に,嫁のエスメラルダに「どうも臭いぞ!」といい,大声でフロドを呼んでぶどう酒を運ばせる人物だが,ここにフロド,メリー,ピピンを結ぶ鍵が!! 嫁のエスメラルダというのはメリーの母親。であり,彼女の兄がピピンの父親。その関係で2人はいとこになる。 また,ローリイ老人は(当然)メリーの祖父になるのだが,彼の妹がフロドの母親プリムラなので,フロドにとっては伯父ということになる。 それなら,フロドに色々指図するのも当然か! この2人については,「追補編」での表記が本編と異なっているが,これはちょっと?? きちんとそろえてもらわないと,別人ではないかと気になってしまう(英語版でRoryと確認しました)。 その他のパーティ参加者やプレゼントの貰い手もチェックしてみたが,1人を除き追補編の「家系表」から見つかった。 見つからなかったのは,借りた本を返さないとからかわれる「袴帯家のヒューゴ」なのだが,ビルボとフロドが嫌いなサックビル=バギンズのロベリアの出身が袴帯家。つまり,兄弟かそれに近い親戚なのだろう。性格からして,似ていそうだし…… ところで,「~家」としてカタカナと日本語を混ぜるのはやめてほしかった。足高家,兎穴家……とあるが,名前とあわせると,オド・足高,ミロ・兎穴など不思議なことになる。オド・プラウドフット,ミロ・バロウズなどのほうが落ち着きそうだ。 旅に出るときの名前としてガンダルフがフロドに与える名前も同様。「山の下フロド」や「フロド・山の下」ではおさまりが悪い。やはり「フロド・アンダーヒル」のほうがよいと思うがなあ……。 あるホームページで,「足高家のサンチョ青年(オド老人の孫)」(プレゼントを配った日に食糧貯蔵室に穴を掘り始めるのを見つけたフロドが取っ組み合いをする相手)の訳は,「サンチョ坊や」のほうがよいのではないか,という記述を見かけた。そこの記述にもあるように,「家系表」によるとサンチョはピピンと同い年生まれの11歳。伝説を信じて穴を掘ろうとしても,まあ許される年齢だ。 また,そのホームページ(のちほど改めて紹介します)によると,2004年版から,家系表にボフィン家とボルジャー家が加わったそうで,だからどうしたではあるのだが,興味深い。 その3(→日記はこちら)に続きます。 ところで,かなり前にこの話の背景についてまとめたことがあります。よろしかったら,指輪戦争の背景(1)を覗いてみてください。 指輪物語に関するその他の日記は,フリーページの指輪物語メモ(指輪物語関連日記一覧)からごらんください。 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/10/26 06:19:50 PM
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