まあぼの交差点

古典部シリーズの２作目である，

米澤穂信の「愚者のエンドロール」（2002，Why Didn't She Ask EBA）

を読んだ。

今回は「外堀」から埋めていきます。また，「本題」以降ネタバレありです。
さらに，登録しようとしたら，文字数オーバーになってしまったので，急遽２つに分けました（涙）

あとがき
「32の不思議な力」
ご存知の方も多いとは思うが，文庫本を印刷する場合，１ページずつ印刷するわけではない。16ページ分を１枚の紙に印刷し，その裏表で32ページ。この紙を折って製本し，３方を切り落とす。
角川文庫版の「愚者のエンドロール」は本文が253ページで終わり，奥付けに２ページ必要だったため，あとかぎを１ページしか書くことができず，「手短に」なってしまったわけだ（253＋1＋2＝256で，32×8となります）。

バークリーの本については，毒入りチョコレート事件 - Wikipediaをごらんください。

ところで，ここで「クリスティは実は無関係です」と書いていた著者の意図がイマイチわからず，ミステリの部屋（samiadoさん）の日記に，

タイトルを見たときからワクワクしたのは…「…あの有名女性作家の作品に関係ある…」と思い込んだ……

という記述があったときにも，ピンとこなかった（痛恨！）
それで，ブログをうろつくうちに，アン・バランス・ダイアリーさんの記事を読み，目からウロコ。
そうか，英語のタイトルがポイントだったわけか！！

気になる方は，→こちらをごらんください（笑）

５章タイトル「味でしょう」の意味はわからなかった。「寿司」の駐車場の件ともども，作者の解説待ち。

劇場の図
２階の用具室に比べ，１階の事務室が小さく，微妙なすき間や張り出しによる死角ができるのが気になったが，関係なかったようだ（笑）

アバンタイトルとエンドロール
チャットの「ぬし」はすぐに見当がつき，あたっていた（笑）
「アバンタイトル」のチャットで，奉太郎に対してある「陰謀」がたくらまれるというのが，本文の「外枠」になる。

やっと本文（笑）
ここからは文字数の都合上，その２でお読みください。


時代，場所，登場人物などをフリーページの米澤穂信メモ（古典部シリーズ）に簡単にまとめてありますので，ごらんください。
米澤穂信の他作品についての日記は，フリーページ　読了本（日本）　（米澤穂信）からごらんください。


米村穂信公式ホームページ：汎夢殿

楽天ブックス


記事関連のオススメ日記
食べたり読んだり笑ったり（とおり・ゆうさん）　　読書とジャンプ（むらきかずはさん
明日への扉さん　　たこの感想文さん
毎日が読書日和（くりむーぶ389さん）　　積んどく？　読んどく？（shiba_motoさん）
未来の予定～ラビ的（みっつ君さん）　　本を読む女。改訂版さん
徒然なーる読書日記さん　　本を読んだら･･･by ゆうきさん
今日何読んだ？どうだった？？さん　　まったり読書日記さん
まみむメモ（＠かぼちゃさん）　　昼下がりの迷宮～（あむあむ108さん）
ヨカッタ探し（anna２号さん）