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テーマ:ミステリはお好き?(1430)
カテゴリ:読んだ本(ミステリ・海外)
イーデン・フィルポッツの「赤毛のレドメイン家」(The Red Redmaynes,1922)を読んだ(再読)。一般的評価が高いことを抜きにしても,緻密で,美しく,なおかつ大胆な作品といわざるをえない。 舞台が,私自身ミステリの舞台として大好きなダートムアから始まることも,好感度を上げている。 後半,舞台はイタリア北部の湖水地帯であるコモ湖周辺に移るが,ここは作者の好きな場所らしく,3年後に書かれた「闇からの声」の舞台にもなっている。 ダートムアで休暇を楽しんでいたロンドン警視庁きっての名探偵マーク・ブレンドン警部は,「マイクル・ベンディーンが妻の叔父である赤毛のロバート・レドメイン」に殺されるという事件にかかわることになる。 これが連続殺人事件につながっていき,マーク・ブレンドンは,犯人に対して後手,後手に回ることになるのだが,内容については,後半にアメリカの引退した名探偵ピーター・ガンズが登場するということ以外は書かないでおこう。 未読の人は,ぜひ読んでみてください。 使われているトリックは,「どこかで読んだことがある」気がするものかもしれない。 それに対して「書かれた年(1922)の早さ」という点で擁護する必要はない。それくらい,読み応えの上質な「小説」になっているということだ。 「古さ」はある。特に感じたのが,交通手段と,移動時間。 ロンドンと北イタリアの移動には列車と船が使われるだけで,飛行機による移動はない。 飛行機で移動時間が短縮されていれば犯行を未然に防げたなどという可能性もあるが,そこまで考える必要はないだろう(笑) イーデン・フィルポッツの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (イーデン・フィルポッツ)からごらんください。 楽天ブックス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/11/17 12:48:34 AM
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