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2007/02/06
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カテゴリ:京極夏彦

京極夏彦の「絡新婦の理」(1996)

について,その1その2)の続きです。

今回もネタバレだらけです。

他の面々に先駆ける形で千葉の興津町さらには,織作家の「蜘蛛の巣館」に滞在していたのが無国籍伊佐間と待古庵今川。

今川は「箱根」に続く出番で,織作家訪問の最初に奈美木セツから熊手で打たれたり,クライマックスで気絶していたりと,とぼけも全開である一方,木場に「左門町事件」の「受け持ち業務」分担説を披露したりもして,なかなかよい味が出ていた。

伊佐間は,釣りに出かけて「気になる女性」に出会う習性がついてきたようで,逗子での朱美に続き千葉での茜と,どうやら幸せでない女性に惹かれるようだ。
彼の頼みで京極堂が重い腰を挙げたのだから,果たした役割は大きかったが,織作家での大団円を「腰を抜かして」迎えることになったのがおもしろかった。

ところで,今回関口の登場が遅く「おやおや」などと思っていたのだが,読後にそんなことはなかったのだと知った。

冒頭部(1の前)の黒衣の男と桜色に染まった女のシーン。その背後にいたのが関口で,このシーンはすべて関口の視線で書かれていたのだね。


閑話休題(というか,以下ネタバレ

今回は「志摩子の死」,つまり,なぜあのタイミングで平野が「首吊り小屋」にいたのかを考えてみる。
平野がいたのは「偶然」ではないだろう。そうなると問題は,「高橋志摩子が小屋にくることをいつ蜘蛛(=茜)が知ったか」という点になる。

情報提供者は川島喜市以外いないが,茜が喜市と会ったのは3回で,これは榎木津が見ているので間違いない。

最初は川島喜市が5月に茂浦の小屋を訪れたとき(平野祐吉を匿うために連れて行ったのだろう)。
このとき,喜市は母の自殺の原因が「屈辱的な待遇」とだけ聞かされている。この時点では茜に「ことを起こす」気はまだなかった。

冒頭部(「1」の前)で,茜が「私が貴方を担ぎ出そうとしたのは,……相模湖の事件(→「魍魎の匣」の日記)の調書から……寧ろ」というのに対し,京極堂は「久遠寺家の-事件(→「姑獲鳥の夏」の日記)ですか」と答えている。

これは,碧の死後(+7日←「タイムテーブル」の表記)の織作家で京極堂が三人の娼婦のうわさを聞いたのが7月より前か後かを聞いたとき,茜が「あ-後です」と答えたように,事件も8月を転換点に動いていく(フリーページのタイムテーブルをみてもわかるように,8月以前には「紫の死」と「矢野妙子を殺害&平野の逃亡」しか起こっていない,ただし,聖ベルナール女学院で「蜘蛛の僕」が組織されたのは昭和27年1,2月頃)。

2回目は11月末だといった茜の言葉にも嘘はないだろう。この時点では,喜市はすでに「3人の娼婦」について知っているが,殺されているのは川野弓栄だけ。

問題は3回目で,碧の死後に茜が語ったことによると,「密葬の日(-1日)の夜」となっている。
これが,本当は「高橋志摩子が殺された日の前夜(+3日)」なのではないかと思うのだ。
「6」の直前の男女のシーンは,このときの様子を表している。「今でも娼婦」の「もうひとり」だけ残っていることから,このシーンは2月以降とわかるが,特に密葬の日の夜である必然性はない。
このシーンの後で,新造が志摩子を連れてくると聞いた茜が何らかの手配をして,「平野を小屋に待機させ,喜市は身を隠す」ようにしたのだろう。

茜と平野は直接会っていない(榎木津が見ていない)し,直接のコンタクトもとっていないようだ。
茜が何らかの手段で平野に指示したのか,川島喜市が平野に会って指示したのかは不明だが,どちらかの形で,川島新造と高橋志摩子が小屋にくるときに平野がそこにいるようになっていたのだろう。


時代・場所,登場人物,妖怪などをフリーページの京極夏彦メモ(絡新婦の理)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。
京極夏彦の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (京極夏彦)からごらんください。


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Last updated  2007/04/27 08:25:36 PM
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