2007/02/08(木)00:52
鬼の伝説(邦光史郎)
邦光史郎の「鬼の伝説」(1996)を読んだ。
節分に合わせた図書館の企画で,コーナーにまとめられていた鬼に関する本の1冊。
フィクションでもなく,研究書でもなく……という中途半端なスタンスで,「QEDシリーズ」の桑原崇なら突っ込みを入れそうな部分が多々あったが(笑),鬼について,広く浅く知識をまとめるのには役立った。
鬼の起源を中国,インドまでたどり,平安時代に宮中を脅かした鬼,大江山の鬼,桃太郎伝説という具合に日本の鬼の歴史を概観し,現在各地に残る鬼に関する芸能・祭や鬼による町おこしなどを紹介している。
是非読まなくては鬼について語れないというほどではないが,読んで損をしなかった感じの本だった。
邦光史郎の作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (邦光史郎)からごらんください。
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