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2007/06/19
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P.G.ウッドハウスの「でかした、ジーヴス!」(Very Good, Jeeves!,1930)

を読んだ。

日本語版の刊行順と原作の出版順がかなり食い違うのでちょっと整理しておくと,本作は「比類なきジーヴス(1923)」,「それゆけ、ジーヴス(1925)」に続く実質3作目(先行する「My Man Jeeves(1919)」はほとんどの作品が「それゆけ」に再収録されている)の「ジーヴスもの」であり,ジーヴスを集めた(連作)短編集としても3作目かつ最後のものでもある(実際には「 ジーヴズオムレツを作る」の日記のネタにしたような「オムニバス」が刊行されている)。

これ以降,「サンキュー(1934)」,「よしきた(1934)」,「掟(1938)」,「ジーヴスと朝のよろこび(1947)」の順で長編が書かれていくことになる。

「ジーヴズの事件簿」は日本独自の編集なので,本作の1,3話と「比類なき」,「それゆけ」のそれぞれ一部が収録されている。

マンネリが基本ともいえる作風でもあり,これまでに「全体的感想」は書き尽くしてしまった気もするので,早速まとめに入る。


1 ジーヴスと迫りくる運命(「ジーヴズと白鳥の湖」(事件簿のタイトル)
アガサ伯母の田舎の屋敷に呼び出されたバーティだが,そこには流行作家である妻ロージーがアメリカに行っている間の生活費を賭けで無くした親友のビンゴ(リチャード)がいる。
伯母の息子トーマスのいたずらをジーヴズの機転でバーティのせいにして,ビンゴは家庭教師の職を失わずにすみ,バーティは大臣フィルマー氏の秘書にならずにすんだ。


2 シッピーの劣等コンプレックス
「それゆけ(7 刑の代替はこれを認めない)」に登場したシッピーがグウェンドレン・ムーンと婚約(式の予定は6月1日)する話。
ムーン嬢の気をひくため,ジーヴスはシッピーの頭をゴルフクラブで殴り,バーティが気にいっていた花瓶を破壊し,バーティはシッピーの昔の校長ウォーターベリー氏を追い払うために自分が仕掛けた小麦粉をかぶる。


3 ジーヴスとクリスマス気分(「ジーヴズと降誕祭気分」(事件簿のタイトル)
モンテ・カルロ行きを中止してクリスマスをレディ・ウィッカムの屋敷で過ごすことにしたバーティだが,サー・ロデリック・グロソップと甥のタッピー(ドローンズでプールに落とされた恨みがバーティから消えない)も同時に滞在。
ジーヴズがサー・ロデリックの部屋が変わったことを教えなかったため,湯たんぽ穴あけ騒動でサー・ロデリックがカンカン。
結局モンテ・カルロに逃げることになるが,バーティはサー・ロデリックの娘オノリアとの結婚をまぬがれ,意中の人ミス・ロバータ・ウィッカムのきまぐれで軽薄な性格もわかる。


4 ジーヴスと歌また歌
ダリア叔母の娘アンジェラを袖にしたタッピー・グロソップとオペラ歌手志望のコーラ・ベリンジャーの仲をビーフィー・ビンガム(「それゆけ」に登場するよりも前か?)が主宰する青年クラブの歌の会で壊し(「サニーボーイ」の連続),タッピーをアンジェラのもとに戻す。


5 犬のマッキントッシュの事件
母の脚本を売り込むためにアメリカ人の劇場経営者ブルーメンフィールド父子にロバータ(ボビー)・ウィッカムがあげてしまったマッキントッシュ(バーティがアガサ伯母から預った犬)を取り戻す話。
ジーヴスがマッキントッシュと買ってきた犬をすりかえて無事落着。

字数オーバーのため以降はその2に続きます。


国書刊行会版についての日記はそれぞれ,「比類なきジーヴス」(1923)「それゆけ、ジーヴス」(1925)「よしきた、ジーヴス」(1934)「ウースター家の掟」(1938)からどうぞ。

P・G・ウッドハウス選集(1)「ジーヴズの事件簿」の日記は,→こちらからどうぞ。

ジーヴズは執事? 従僕?の日記は,→こちらから,
「ジーヴズオムレツを作る」の日記は,→こちらからご覧下さい。

「エムズワース卿の受難録」の日記は,→こちらからどうぞ。

登場人物と関連ホームページをフリーページのウッドハウスメモ(ジーヴズシリーズ)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。
ウッドハウスの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (ウッドハウス)からごらんください。


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Last updated  2007/06/19 08:24:58 PM


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