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2007/06/30
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ジーヴスものの長編第1作である,

P.G.ウッドハウスの「サンキュー、ジーヴス」(Thank You, Jeeves,1934)

を読んだ。

「でかした」でも書いたが,日本語版の刊行順と出版順がかなり食い違うので改めて整理しておく。

ジーヴスものは(連作)短編集の「比類なきジーヴス」,「それゆけ、ジーヴス」,「でかした、ジーヴス」と続き,その後長編が書かれていく。
本作の「サンキュー、ジーヴス」は長編の最初の作品であり,既に日本語訳されている「よしきた、ジーヴス」,「ウースター家の掟」に先行するものだ。
ただし,「よしきた」や「掟」に直接つながる話ではないので,順序に関係なく読むことができる。

本作でびっくりしたのは,「1 ジーヴス辞表を提出する」から始まることである。
なんと,ジーヴスがバーティーの従僕(執事)であることを辞めてしまうのだ!!
既にその後の作品を読んでいるので,「元の鞘におさまる」ことは知っているのだが(笑),案の定最後は「22 ジーヴス就職を申し込む」となって一件落着!!

ジーヴズがバーティーを見限った理由はバンジョレレ(バンジョーとウクレレのあいのこ)演奏に対するバーティーのこだわりだが,ジーヴスの意図とかかわらず,新しい従僕ブリンクレイの「快挙(怪挙)」によりバンジョレレが灰燼に帰してしまうところがおもしろかった。

バーティーのオックスフォードの学友であるチャフネル男爵(チャッフィー)に仕えることになったジーヴスがバーティーのもとに戻ったのはチャッフィーが結婚するからであり,それはまた,ジーヴスがバーティーの恋路に常に大岩を置くゆえんでもある(笑)

今回の主役はバーティーの宿敵であるサー・ロデリック・グロソップだろう。
顔を黒くしたどうしの両人の和解の場面が本作あるいはシリーズを通じてのクライマックスの1つといってもいいだろう。

娘オノリアの婚約者であったバーティーを「キ印」と思い(バーティーについてはこの判断が実は最も正しいのではないかという気もする,笑)込んでいるグロソップ医師は,アメリカでバーティーが婚約したポーリーン・ストーカーの父を説得し,たちまち破談にしてしまう。

数か月後ロンドンで彼ら(ポーリーンと父と弟とグロソップ)を見かけていづらさを感じていたバーティーは,バンジョレレの演奏が迷惑だということでフラットからの退去を迫られ,ジーヴスの辞表も受け取り,男爵位と地所だけを受け継いで金のないチャッフィーのサマーセットシャーのコッテージで暮らすことにする(ロンドンの住居を売ってはいない)。

バーティーが平和に過ごすチャフネル・レジスに,その地所を買おうとするアメリカの大富豪(ポーリーンの父)がやってきて,おまけにジーヴスまでついてきて……

というところから話は進んでいくのだが,ジーヴスは全ての展開を見通していたような気がする。
と書きながらも,バーティーの新しい従僕の破天荒ぶりは計算外だったようで,ここらへんがウッドハウスの「うまさ」なんだろうな(笑)

「ウッドハウス・スペシャル」というシリーズも出そうなのだが,そうなると,「ジーヴスの事件簿」をもうちょっと読みやすくした翻訳で読みたい。最初のうちは「国書刊行会版」のほうが読みやすいとコメントなどで書いていたが,ここまで続くと「文春」系のきちんとした翻訳が読みたくなってくる。
って,ワガママだろうか……??(笑)


国書刊行会版についての日記はそれぞれ,「比類なきジーヴス」「よしきた、ジーヴス」「それゆけ、ジーヴス」からどうぞ。

P・G・ウッドハウス選集(1)「ジーヴズの事件簿」の日記は,→こちらからどうぞ。

ジーヴズは執事? 従僕?の日記は,→こちらから,
「ジーヴズオムレツを作る」の日記は,→こちらからご覧下さい。

「エムズワース卿の受難録」の日記は,→こちらからどうぞ。

登場人物と関連ホームページをフリーページのウッドハウスメモ(ジーヴズシリーズ)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。
ウッドハウスの他作品についての日記は,フリーページ 読了本(海外) (ウッドハウス)からごらんください。


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Last updated  2007/06/30 01:00:23 AM

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