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2007/07/22
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カテゴリ:森博嗣
四季シリーズ1作目にあたる,

森博嗣の「四季 春」(2003)

を読んだ。

何回か読んでいて,今回も「まとめ」の意味合いで読んでいるので,いまさら感想は書けず(笑),最初からネタバレだらけになりますので,ご容赦を。

1971~78年,四季が5歳(末)から13歳になる年の春までの話。

四季の中に隠れている見えない「僕」と,透明人間である「僕」が交互に語り手になる体裁をとっているので,読みにくいといえば読みにくいが,数度目となる今回はさすがに混乱しなかった(笑)
四季の中では「僕」である栗本其志雄と真賀田四季が同時に現れるのに対し,四季の兄の中では,「僕」である「透明人間」と一族の稼ぎ頭である真賀田其志雄が完全な交代人格として現れ,「透明人間」が真賀田其志雄の存在を知らないところが,作者の意図もあって,ますます読者を混乱させる(笑)

ところで,前半の1つの「事件」として阪元看護婦の「密室殺人」があるのだが,直後に森川須磨(助手になったのは四季が6歳のとき)と話す場面があることと,通路で遊んでいた退院間近の4人の少年たちとの1章の場面で四季が5歳だったことから,四季が6歳になったばかりのときとしておく。

しかしまあ,四季の「天才」としてのすごさ!!
3歳のとき,父の机の上の辞書を読んでしまい(もちろんすべて頭の中にインプット),その時点で既に百科事典は全ページを見ていて,そこには「物体の名前しかない」と不満をもらす。
その後数か月で英・独語を完全にマスター,5歳からは大学の図書館の本を読み始める。

入力の最終段階を迎えた6歳のとき,四季が次の段階のために接触した人物がMNI(日本メタナチュラル協会)の佐織宗尊で彼と彼の組織がそれ以降四季の集金マシーンとなり,Gシリーズにまで続いていく。

また,佐織から紹介され,おたがいに十二分に利用しあうことになる「組織(資金力だけでなく,日本で生まれたのに日本国籍のない人間にアメリカ人としてのパスポートを用意するのも簡単)」のエージェントが各務亜樹良(31)。
各務が保呂草と知り合う2年ほど前のことになる。
四季の極秘のアメリカ行の帰りに各務はボス(クロウド・ボナパルト)と会うことを打診するのだが,四季は多忙を理由に断る。

8歳でMITに仮入学。

同じ年に,日本での国際会議に父親とともに参加して初めて公式の場に姿を現し,その大学の図書館で瀬在丸紅子(29か30)と出会った(話をしたのは其志雄,Vシリーズ「赤緑黒白」の日記は→こちらから)。

そして,真賀田其志雄と百合子・クルムトの事件が起こり,9歳でプリンストン大学からマスタの称号を,11歳でMITの博士号を取得する。

翌年の3月16日(13歳になる年とあるので四季の誕生日は少なくともこの日以降),CAD技術に関するカンファレンス会場で四季は西之園博士に会い,幼い萌絵(3歳)から完全な拒絶反応を受ける(笑)
グラスの片づけを四季に頼んだ西之園恭介のスタンスがとても印象的だった。


今回改めて読んで,真賀田其志雄が森川に依頼した調査を「うまくいかない」ようにしたりなど,四季が単なる天才「マシン」ではないことを思い出し,ちょっとほっとした。其志雄が四季を保護し,四季の外見を丸くしているのはたしかだが,それは四季自身がもっている丸さであることも間違いない。


時代・場所,登場人物をフリーページの森博嗣メモ(四季  春)に簡単にまとめてありますので,ごらんください。
森博嗣の作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (森博嗣)からごらんください。


また,今回S&M,V,G,X各シリーズのについてのフリーページで「○○年」としていた部分を確定し,書きかえました。
たとえば,Gシリーズは「四季 秋」に続いて2001年~2002年の出来事であり,最新作「イナイ×イナイ」は2002年4月~5月の出来事です。


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Last updated  2007/07/22 12:47:56 AM
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