2005/10/29

指輪物語-旅の仲間 上2-(その1)

文庫版の2冊目を読み終わった(→指輪物語-旅の仲間 上1-の日記はこちらから)。

トールキンの「指輪物語」

今回は3018/09/26に古森に入ってから,09/29に彼と別れて街道に出るまで。

トム・ボンバディル
朝早く古森に入った4人は,柳の古木につかまって困っているところをトム・ボンバディルに助けられ,その日の夜と翌日を彼の家で過ごすことになる。

ここは「旅の仲間」の中で好きな場面の1つなのだが,残念ながら映画「ロード・オブ・ザ・リング」では省略されていた。

内容は本を読んでいただくとして,注目すべきは,彼が「指輪」の影響を受けないただひとりの人物であること(実はもうひとりエントの「木の髭」もそうだと思われるが,彼の場合指輪と接近する機会がなかった)。

「トム・ボンバディルの冒険」(未読です)という短編が「農夫ジャイルズの冒険」の中に収録されているので,興味があればどうぞ。

塚山と塚人
トム・ボンバディルがしてくれた話に出てきて,彼の家から出発したフロドたちが実際につかまって殺されそうになる塚山だが,そこは,3つに分かれた北方の王国の1つカルドランの都があった所。
彼らが閉じ込められた塚は,「1409年(1600年程前)の戦いで討ち死にした,カルドランの最後の君主の墓であるといわれている(追補編)」のだが,この戦いの相手が,実は現在フロドたちを追っている黒の乗手の1人だった。
そのくだりは,「アングマールの国でカルン・ドゥームの魔王との戦いに敗れたのです」と書かれているが,この部分は「アングマールの国の(in the Land of Angmar)カルン・ドゥームの魔王」としたほうがよいだろう。
「旅の仲間 下1」の地図の上(北)をみるとどちらの地名も見つかると思うが,そこを拠点とした魔王(指輪をはめた元人間の1人)が,カルドランまで攻めてきたわけで,最後の君主がアングマールに攻め込んで敗れたわけではない。

また,「最後の君主の墓」というだけで,トム・ボンバディルから追いはらわれた塚人は,その後に住み着いた悪霊である可能性が大きい。

フロドの夢
トム・ボンバディルの力のせいか,フロドは最初の晩に不思議な夢を見るが,この夢に登場したのはガンダルフのような気がする。
また,塚人から助けられたのちにホビットたちが見た幻の最後の1人はアラゴルンなのかもしれない。

その2(→日記はこちら)に続きます。

指輪物語に関するその他の日記は,フリーページの指輪物語メモ(指輪物語関連日記一覧)からごらんください。

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Last updated  2005/10/29 10:15:39 AM