2006/05/22

最後の願い(光原百合)

この作者について書くのは初めてになるが,

光原百合の「最後の願い」(2005)

を読んだ。

「劇団φ」を立ち上げようとする度会恭平と風見爽馬が,スタッフとして参加してほしいメンバーと接触するたびに事件や謎が起こり,1つ1つが解決されていくという連作短編風ではあるが,最後には新しい劇団の最初の公演が「開幕……」ということで,きちんとした長編の体裁も整っている。

集まってくるメンバーもそれぞれ魅力的で,そのキャラクターが個々の話のみならず,開幕前の準備やリハーサルの場面でいきいきと描かれているのも好ましい。

中でも,文句ばかりいっているが劇団に巻き込まれていくのがみえみえの美術担当タチバナ,けなげな制作担当のシローが好感度大。

最後の握手もとてもよかった(この書き方なら,ネタバレにはならないだろう,笑)。

光原百合の他作品についての日記は,フリーページ 読了本(日本) (光原百合)からごらんください。

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Last updated  2006/05/22 12:10:03 AM
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