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カテゴリ:朗読&朗読よもやま話
第27回朗読会ばぶの会無事終了しました (報告)
本日(5/18)、第27回朗読会ばぶの会無事開催できました。 ~~今回の朗読作品 ~~ ・六歳・冬 (佐野洋子・作) 20分 楠 麻美子 ・夫の秘密 (井川一太郎・作) 10分 横手ひろみ ・月夜と眼鏡 (小川未明・作) 16分 木村博子 ・孤独を楽しむ(自作エッセイ) 12分 辻美智子 ・なめとこ山の熊 (宮沢賢治・作) 31分 ばぶ
私は「なめとこ山の熊」を私なりのイーハトーブ語で語りました。 この作品はこれまでもっぱら冬場の朗読会でのみ語ってきました。 冬場にこそ似合う作品世界という囚われがあったからです。 ですから正直5月の朗読会で語ってみるとして 果たしてどんなもんだろうかと若干不安もありました。 けれども語ってみて、作品そのものに脈打っている力のスケールを 改めて実感しました。 この作品には狭い季節感など突き抜けた普遍性があるのでした。 おかげさまで自分のイメージする世界を思うように語りきれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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今回の朗読会で『なめとこ山の熊』を読み終えて、朗読会参加の皆様からの沢山の感想を読むにつけ朗読会の余韻と共に、私自身も昨年9月より『高齢者』の仲間入りをし、実母も今年92歳…などという現実を味わうとこのお話の背景は「今の自分が等身大のまんまで読める貴重な作品の一つなんだなぁ」という実感を改めて強く持ちました。実に貴重な体験です。この一二年今まで以上にこの作品を発表していきたいと強く思いました。
(2019.05.20 00:05:11)
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