日々是曇天

2008/07/20(日)18:57

「日本の『食』は安すぎる」

読書 (食べ物・健康・医療関係)(45)

図書館の「新しく入った本」を検索してて見つけた本。 面白そうなので借りて読んでみた。 日本の「食」は安すぎる   「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない 山本謙治 講談社+α新書 800円+税 <内容> 安さだけを追求した結果が、食品偽装の根源にあるのではないか?さまざまな食品の生産者へインタビューし、現代の日本人の「食」に対する考え方に警鐘を鳴らした本。 むぅ…。 いろいろ考えさせられるお話が満載でした。 「被害者であり弱者である」と思われがちな消費者が、見方を変えると「加害者であり強者である」…と。 食品偽装や管理不備などは言語道断。 けど、消費者もその一端を担っている場合があったり、知識不足で見抜けないってのも問題なわけで。 「あまりに安すぎる食品は、どこかに必ずシワ寄せがいっている。たいていの場合、それは人間の体だ。」 という話。 確かに、そこしかないもんなぁ。 最近よく聞く話だけど、とんでもなく無茶な要求や重箱の隅を突付くようなイチャモンをスーパーなどにする消費者。 モンスター・クレーマーっての? こういう輩が、問題をややこしくしてしまう。 業者などは、こういう連中には毅然とした態度を取るべきじゃなかろうか? 「あまりに安すぎる食品」が怪しいように、「あまりに突っかかって来る消費者」ってのも怪しいもんだわな。 実際は、何も言わずに去っていく大多数の消費者の方が怖いものですよ。 自分が食べるものは、何よりも自分が気をつけなきゃいけないもの。 けれどメタボ問題で、カロリーばかりに気がいってる人の方が多いような…? とりあえず日本の食料自給率39パーセントがちょっとでも上がるよう、国産のきちんとしたものを吟味して買いましょっと。 …とはいえ表示が「国産」でも、偽装されてたら素人にはなかなか見抜けないわけで。 頭のイタイとこだね (-_-;) 日本の「食」は安すぎる

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