自己中心的シネマ談

2008/07/03(木)01:05

【ぐるりのこと。】舞台挨拶付

邦画 か行(24)

   (C) 2008『ぐるりのこと。』プロデューサーズ 「お、動いた!」小さく膨らんだお腹に手を当て、翔子は夫のカナオとともに、子を身籠った幸せを噛みしめていた。しかし、そんなどこにでもいる二人を突如として襲う悲劇初めての子どもの死をきっかけに、翔子は精神の均衡を少しずつ崩していく。うつになっていく翔子と、彼女を全身で受け止めようとするカナオ。困難に直面しながら、一つずつ一緒に乗り越えていく二人 [ 2008年6月7日公開 ]公式HPはコチラ。。 舞台挨拶は 「リリー・フランキーさんと監督」まるで制服?のように二人ともグレーのスーツを着てお互いを褒めあって 気持ち悪がってました(笑) フランキーさんはインタビューをしている女性の洋服がとても気になったらしく『それはスカートですか?』と訊きたがり困らせるシーンも。私達は面白かったですけどね(笑) 上映時間が2時間20分と長かったので半ばまで ちょっと間延びした感じがしましたが後半は とてもいい感じでした。 木村多江さんは、悪女から熟女そして清楚な女性と色々な役をこなす女優さんで私が好きな女優さんです。不思議な女優さんだなぁ~といつも感心していたのですが今回は、わが子を失った悲しみから精神を病む役どころをされ本当に病気になったかのようだったのに後半 夫との関係が修復するにつれ 生き生きとしだす所など女優さんって凄い!と思わせる演技力でした。 リリーさんは、ただ監督さんの言うとおりにしただけです。と言われましたが なんのなんの・・そこにいるだけでなんともいえない味のある役者さんでした。 「法廷画家」という存在をこの映画によって初めて知りましたがそういえば、新聞やTVでよく見かけてたんですね。最後の方で 禿げた3人を画いたものを隣の法廷画家に見せるシーンがあったのですがアレはたぶんリリーさんが自分で書いたものではないか?と思います。(違ってたらごめんなさい・・) 

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