自己中心的シネマ談

2011/07/05(火)01:01

【愛を読むひと】

洋画 あ行(33)

 1958年のドイツ。15歳のマイケル(ダフィット・クロス/レイフ・ファインズ)は21歳年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)との初めての情事にのめり込む。ハンナの部屋に足繁く通い請われるままに始めた本の朗読によって、2人の時間はいっそう濃密なものになるが、ある日、ハンナは忽然と姿を消す。1966年、大学で法律を学ぶマイケルは傍聴した法廷の被告席にハンナを見つける。裁判に通ううちに彼女が必死に隠し通してきた秘密にようやく気づき、衝撃を受けるのだった。 ずっと観たかった映画でしたが、機会を失い・・やっと・・。さぞや 感動的な話かと思いきや前半は官能映画と思うような描写ばかり(;゚Д゚)!題名を勘違いしたか?と思いながら観ていると突然ハンナの妙な行動に気づく。多分主人公のマイケルより早く。マイケル気づくの遅いよ~~と思いながら観てると段々思わぬ展開に。後半からナチスが絡んでくる話だと裁判が始まって知ることに。ハンナを演じたケイト・ウィンスレットは第81回アカデミー賞を受賞している。「タイタニック」でしか観たことのない方々はこの映画で「演技派」ケイト・ウィンスレットに出会うことになる。戦争というのは、こんな悲劇をも生みだすとは! 原作はこちら。本で読むとまた違う味わい方ができるかも。読みたいです。。原作。

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