2008/07/15(火)23:40
息子の借りてきた絵本☆
小学校の「図書」の時間に、
息子が自分で選んで、自分で借りてきた絵本を紹介します。
今までは図書館なんか行くと、ほぼ、私が
「これどない???」なんて選んでいたけど、
この4冊は正真正銘、
息子が自分で選んで来た絵本。
見たら、ウフフ・・・と笑みがこぼれました。
一学期では
合計4冊。
最初に持ち帰ってきたのは
『ふしぎなナイフ』
なんのへんてつもない1本のナイフ。
ぺージをめくっていくと、
ナイフがまがる。おれる。とける。ちらばる。
そしてのびてはちぢんで、どんどんふくらむ。
不思議な絵本の世界。
字はとっても少ないけれど、ナイフの変化の
意外性に思わず見入ってしまうそんな絵本です。
”動詞”を学ぶのにもいいかも♪
その次は
『たまごにぃちゃん』
本当はもう、たまごから出ているはずのたまごにいちゃんは、
ずーっとたまごでいたいと思っていました。
だって、たまごだったらお母さんにあたためてもらえるから。
ところがある日、たいせつなたまごのからに
ひびが入ってしまって…。
成長する子どもの心の揺れをユーモアたっぷりに描いたお話です。
弟や妹が出来た時の、上の子の揺れる心境を
面白く、可愛らしく描いた作品。
作: 中村牧江・林健造 作・絵: あきやま ただし
絵: 福田 隆義 出版社: 鈴木出版
出版社: 福音館書店
その次が
『どうぞのいす』
動物たちが、いすの上に置いてあるものを
「どうぞならばいただこう」と
食べてしまうのもかわいくて楽しいのですが、
全部食べてしまっては悪いというので
持ってきたものを置いていくという、「思いやり」が心を和ませてくれます。
これは結構、小さい時から好きでした。
動物と動物の行動が順番につながっていく・・
そして最後のオチは・・☆☆
くるくる進む展開にも心躍るそんなお話です。
最後に
『せかいいちおおきなうち』
ちびかたつむりは自分が小さいゆえ
「大きいことが一番」と思ってましたが、
その価値観に疑問を投げかける
父さんかたつむりの話が印象的な作品。
父さんの話を聞いて新しい価値観を学びます。
童謡にもあった”グリーングリーン”を連想させます。
父から子へ・・話をすることで、学ぶこと。
この絵本は字がたくさんありましたが、
読み終わるとど~んと心に響くものがあります。
作: 香山 美子 作・絵: レオ・レオニ
絵: 柿本 幸造 訳: 谷川 俊太郎
出版社: ひさかたチャイルド 出版社: 好学社
どの本も、読み返してみると
色々と学ぶことがある素晴らしい絵本でした♪
2学期の絵本選びも楽しみだな~~~~~~~~