ダラムdeだらーん・・・ ~Relaxしすぎた in Durham~

2006/11/25(土)10:47

事実は小説よりも・・・

ふと思うに。(44)

ども。 おはようございます。 皆様、昨日は暖かいコメント有難うございました。 さて、昨日・・・というか今日未明(午前0時)頃BBC World見てたんですが・・・ちょうど、あの元KGBのスパイが暗殺?ってな事件について医療関係者(正確にはThe Health Protection Agencyとその関連部署)が記者会見しているのが中継されていたんですわ。 元スパイの死因はPolonium-210とかいう放射性物質のせいなんだそうで。 Poloniumといえばキュリー夫人(Maria Curie)、とピンときたアナタ、小さい頃は『マンガ エライ人の伝記』とか読んではったでしょう(笑)。 うーん。コワいですねえ。 放射性物質なんてどう考えても体に毒だとしか思えない。 死んだ元スパイは外部から放射線に晒されたのではなく、食べたか飲み込んだかした可能性が高いとのこと。 どうやって飲み込んだ? 放射線はカプセルか何かに詰め込まれていた? そもそも放射線なんてカプセルや錠剤に入れられるもんなんか? そして誰がやった? しかも彼が治療を受けていた病院、アレ見覚えがある・・・と思ったらやっぱUCLの病院でしたか。 というわけで、知っている場所も絡んでいるだけに、とお~い所で起こった事件とはどうしても思えないんですね。 運良くロンドンで仕事が見つかってたら、「ひえ~、もうあの寿司のお店に行かれへんな~」とか言ってたんでしょうか。 それにしても、お店の人、お気の毒様です・・・。 そういえば記者会見で質問していた某誌の記者 「原因は何?スシ?スシですかい?」 とやたらと質問していて回答者に苦笑されてましたね。 そうだと答えてたら、次の日の紙面とかには「Sushi is DANGEROUS!!!」とかいう見出しが躍っていたんでしょうか。 その辺りどうでしょう?>UK在住の方 質問と回答がかみ合わない質疑応答を経た後(質問のほとんどが、記者会見をした側に言わせると'out of scope of our investigation'だったため)、お開きかと思ったその時、ある男性が声高に喋りだしました。 質問か?と思ったらどうやらそうではない様子。 いわく 「私は何度も毒を盛られた!次は私の番だ!いや、私は狂っていない、正気だ!どうかこの問題にもっと注意を向けてくれ!!!私はウクライナから来た(名前)だ!どうか覚えていて欲しい!」 てなかんじ。 もちろん、コレは面白い絵だ、とばかりにマスコミの方たちはカメラを向けていましたよ。 もっと早くつまみ出されるのかと思いましたが、別に害を加えるわけでもなし、ということで意外と長く主張していた後にようやく警備員数人に記者会見場から連れ出されました。 うーん。 こんな人がやっぱまだいっぱい居るのね・・・多分彼も元KGB関係の人間だったんでしょうねえ・・・。 スパイ小説ならいざ知らず、実際にこういう場面を目にすると・・・うーん。 同じ先進国(という言い方もあまり好きではないのですが)とはいえ、世界にはまだまだ私の知らない側面があるのねえと思わされました。 普通に生きていたら、元KGBのスパイやら毒殺やらに私自身が関わることなんて一生ないでしょう(てか、関わりたくない)。 それでもたまーにこういう『裏』の世界を見せ付けられると・・・世の中も人生も単純なもんでも一筋縄でいくもんでもないと思わざるを得ません。 小説だけならいいんですけどね・・・私こういうスパイ物や謀略系の話好きですから・・・でも実際起こると・・・brrrrr。 あのウクライナ人・・・これからどうなるんでしょう。 Radiation found after spy's death

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