DORAMA‐LIFE

《言えない気持ち》

「凛子さん、僕と結婚してくれませんか？」

凛子(田中麗奈)が三朗(草なぎ剛)の目の前で祖父江(池内博之)のプロポーズの言葉に結婚を承諾してしまう、ハワイで結婚式を挙げることになった

「一目惚れしてしまった」と語る凛子

実は父・誠司(蟹江敬三)の借金を祖父江に肩代わりしてもらうのが狙いだった

ショックを受けた三朗は凛子を「サメみたいな女性と思っていたのに、最低だ」と罵った、凛子の心変わりが信じられなかった

だが、祖父江の人柄の良さを知った三朗は、凛子のために引き下がる決意をする

一方、南(松下奈緒)は夏目教授(上川隆也)と元妻と娘との復縁の話しが気になり悩んでいた

三朗の研究室のメンバーが“結婚を祝う会”を開くことに、健作(谷原章介)も凛子の急な結婚に納得が出来なかった

凛子は本当の気持ちを三朗に打ち明けようとするが、三朗が言葉を先走りしてしまいタイミングを失っていた

三朗は凛子が幸せな花嫁になれるようにと自分の宝物“一万年前の氷”を「新婚旅行先で使ってほしい」と贈る


凛子がハワイへ出発する日がやって来た

誠司は自分の借金返済のために娘が結婚することを心の中で詫びていた

凛子は誠司の前で「自分で決めたことだから」と笑顔を見せる

空港の待合室にいると祖父江の携帯電話からカノンのメロディーが流れてきた、祖父江は凛子の好きな曲を着メロにしていた、凛子は驚く

何と三朗は祖父江に凛子の好きなことを伝達していたのだった

「酒が入ると暴れる、時々ふらりと旅に出る、ピアノでカノンを弾けるように練習してほしい」

凛子が搭乗案内に促されて立ち上がった時、「凛子！」と呼び掛けアナウンスが聞こえた

その声は三朗だった

三朗は係員に制止されながら「行かないでくれ」と叫ぶ

凛子は祖父江の前で涙を流した

すべての事情を察した祖父江はハワイ行きの搭乗券を破り捨ててしまう

凛子は祖父江に頭を下げて三朗のもとへと走った

空港の外で凛子と再会した三朗は思わず「ヤッター」と叫んでしまう

「ハワイに行きたかった」とごねる凛子

そんな凛子に三朗は「ハワイの海にマリンスノー」を見に行こうと約束した

三朗と凛子は幸せで一杯だった

その晩、南が三朗を訪ねて来た

南は夏目教授と別れて行き場を無くしていた

三朗は、そんな南の心境を察することが出来ず、１人だけで帰宅させてしまう

南が薄暗い路地を歩いていると数人組の暴漢に尾行されてしまう

暴漢に気が付き公園に逃げた南は公園の階段から転落してしまう


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