「晩媚と影~紅きロマンス~(原題:媚者無疆)」はダーク・ファンタジー
世の中にはダーク・ファンタジーと言うジャンルがあって、まさに「晩媚と影」の原作「媚者無彊」なんとその典型的なもの。基本私はこういう虐を含むものは苦手なんですが、その最高傑作レベルのものになるとその世界感の濃厚さと文章などの華麗さで全く読まないと言うわけではないです。例をあげればタニス・リー。最近復刻されたので手に入りやすくなったそうですが(全作手元に残っていないのが残念)、【中古】 闇の公子 / タニス・リー, 浅羽莢子 / 早川書房 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】これのAmazonの説明が凄いまだ世界が平らだったころ、地底では妖魔の都が栄えていた。その都を統べる妖魔の王、絶大な魔力と美貌を誇るアズュラーン公子は人界に遊び、無垢なものたちを誘惑して愉しんでいた。育て上げ寵愛した美青年、残虐非道な女王、生まれる前にふたつに引き裂かれた魂…闇の公子の気まぐれないたずらは、あまたの人間の運命を変え地上を災いの種で満たしていく。傑作ファンタジイ“平たい地球”シリーズ第1作、待望の復刊。https://www.amazon.co.jp/dp/4150204764/【中古】 堕ちたる者の書 パラディスの秘録 角川ホラー文庫/タニス・リー(著者) 【中古】afbこちらも同じくAmazonさんから。。退廃と背徳の都パラディス。この地において男女の別に、いかなる意味があろうか?詩人が手に入れたスカラベの指輪の秘密。両性具有の吸血譚「紅に染められ」。昼間は修道院で働き、夜は少年の姿で悪行のかぎりを尽くす娘。悪魔崇拝を描いた「黄の殺意」。謎の死をとげた美貌の役者が魅入られたこの世ならぬ存在とは。「青の帝国」。幻想の都パラディスを舞台にした中編3編収録。https://www.amazon.co.jp/堕ちたる者の書-パラディスの秘録-創元推理文庫-タニス・リー/dp/4488585043/このあたりに近い小説が原作なのでラストはあんなで普通じゃないかなダーク・ファンタジーとしては。。。と思った私です。このタニス・リーの小説は今、そのほとんどが絶版だそうですが、「晩媚と影」にはまった方にはお勧めです。とてもダークで耽美でその美しさにハマります。内容が内容なので映像化されていないんですよね彼女の作品は。今だったらアニメとかになったかもしれませんが、、、私が読んでお勧めできるダーク・ファンタジーは彼女のものが一番ですが、レイモンド・ダグラス・ブラッドベリーなんかもお勧め。こうしたダークファンタジーは心が落ち着いている時に読んでこれら世界に没入し読み終えて現実世界に戻ってきてホッとするという効用があるそうで、悪い言い方をすれば高みの見学。でも、それが実社会ではなく、架空の小説の世界やドラマや映画、またはアニメならそういうのに浸って戻ってくるもありなんですよね。こうした世界をきちんと構築出来て、それをリアルなものとして表現できる作家さん方って凄いなと思うばかりです。そう言えば最近読んでいる暇がなくてこういうのまで手が回っていないわ。忙しいのは今公開になっている中国ドラマがドラマが面白くて。。。おかげさまでコロナストレスを感じずに日々生活が出来ています。ストレスがあるとしたら、もっと私に時間をくれ!ですわ。面白いもの全部は見ていられないのが残念です。