ドラミの足跡～果てしなき戯言～

思えば、2006年の冬がすべての始まりだった。
イーストウッドと加瀬亮が好きで観に行った「硫黄島からの手紙」。
松本大洋が好きで観に行った「鉄コン筋クリート」。
この2作品との出会いが、私の生活を一変させた。

10年前、まだ大学生でCDショップでバイトをしていた私は、
フリスビーだのジップロックだのをリリースするジャニーズグループに、
「こんな陳列しづらい商品ばかり出してくれて!!!」と、あまり良い印象はなく、
ハマりにハマった「木更津キャッツアイ」の主題歌が、
ぶっさんではなくバンビのグループなことにも、不満を覚えるほどだった。

なのに、まさかこんなにも嵐が好きで好きで仕方がない毎日を送ることになろうとは、
人生、何が起きるか分からないものだなぁとしみじみ思う。

これまでは「サッカー・映画・音楽」という、
私にとっての3大エンターテイメントに時間を割いてきたけれど、
そこに「嵐」という新たなジャンルが加わったことで、日々の楽しみが増えた。
お陰で、本当に幸せな毎日を送ることができている。

嵐デビュー10周年おめでとう。
これからもずっと変わらない5人のままでいてください。