司法書士 新たな旅立ち

2005/01/14(金)21:30

働く人、働かない人。

家族のこと雑記。(46)

最近、長い間、自宅に引きこもり、社会とかかわりを持たない人、いわゆるニートという若者が増えていると聞きます。 自分も資格の勉強をしていた時、働かないで勉強ばかりしていました。ただ、働いていない分、自分に妥協はしませんでした。自分の持てる力のすべてを、勉強に費やしました。一日10時間くらいの勉強は平気でやったものです。勉強が好きということもあったのですが、それよりも、同年代の若者が働いているのに、自分は働かずに勉強ばかりしているという負い目があったと思います。今は社会が豊かになって、貧しくても飢え死にすることはほとんどありません。恵まれている分、胡坐をかいて力を使い果たすということができなくなっているかもしれません。 自分の未熟さを棚に上げて、やりたいことが見つからないから、しばらくはフリーターで食いつなぐという人も多いです。一概にそれが悪いとは思いません。でも、それが、社会へ入っていく勇気のなさからくるものであったら、やりたいことなんて一生見つからないです。 やりたいことなんて、社会に出てみないと見つからないです。将来のことをあれこれ心配するより、自分のできることを精一杯することで、自分らしく、自分の人生をまっとうできるものだと私は信じています。

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