
新装版 まどか26歳、研修医やってます! お医者さん修行中コミックエッセイ [ 水谷緑 ]
砂田(渡邊圭祐)とベイスターズの日本一を嚙み締めたまどか(芳根京子)は、ローテーションで既に3つの科を経験したことで、次なる研修先の救急センターも、「なんとかなるっしょ」と気楽に考えていた。だが、一緒になった千冬(髙橋ひかる)といざ現場に臨むと、そこはまるで戦場。城崎(佐藤隆太)をはじめとする医師や看護師が目まぐるしく動き回る中、まどかも千冬も何をすればいいのか分からない。まるでふり出しに戻ったような感覚に陥ったまどかは、救急搬送されてきた患者の一人のルート確保を指示されるも、点滴の針を血管に通すことができず、突如“点滴スランプ”に陥ってしまう。それ以来、救急での研修に身が入らないまどかに、城崎は「なぜ医者になったのか」と問うのだった。そんなまどかを菅野(鈴木伸之)は、救急あるあるだと励ますが…。
そんな中、クリスマスイブに当直となったまどかの前に救急搬送されてきた患者が思いもよらない人物で…!?一方、千冬たち研修医メンバーは、各々の思惑が交錯する中、イブの夜を過ごすことになる。
よく研修医の生態を取材していると思う。
ひょっとして研修医が書いたんちゃうん?と思えるぐらい。
医療現場のディテールもしっかり描いてるし。
今回は城崎の台詞がすべて
医者は正しい知識と技術を持つことが患者さんへの礼儀だと思う。それをどれだけ持っているかで、患者さんをいかに早く助けられるかが決まる。そのためには経験を積むしかない。
どの業界、職種でもそう。医者に限った話ではない。
自己研鑽の鬼になることがプロフェッショナルを名乗る近道であり、自らの知識と技術を捧げる相手に対するときは、常に身近な人を思い浮かべることだ。