2007/05/10(木)10:23
5月の紫外線に注意!
日焼けといえば夏のイメージが強いですが、油断はできません。
4月から9月ごろまでは強い紫外線が降り注いでいるのです。
空気が澄んで日差しが強い春から初夏にかけては、
紫外線量も多い季節です。
Yahoo!天気情報 - 全国の紫外線指数
特に5月のよく晴れた日は、紫外線量が多い割に、
肌はまだ日差しに慣れていないため、ダメージを受けやすくなっています。
ほどほどの日光浴は体に大事ですが、紫外線を浴び過ぎると、
皮膚や目に及ぼす害も無視出来ません。
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★皮膚がん(基底細胞がん)の原因に
オゾン層の破壊によって、地上に達する紫外線の量が増え、
地球上の低緯度地帯に住む人に皮膚がん、特に表皮の最下層で出来る
基底細胞がんの多いことが知られています。
基底細胞がんは、主に顔、特に鼻や目の周りに多く発生します。
進行が遅く、早期であれば、ほとんどが転移なしに完治します。
しかし、放っておくと、皮膚の下の骨や臓器を侵すので、
早期の診断、治療が大事です。
白色人種に比べ日本人の場合は、皮膚のメラニン色素が
皮膚に浸透する紫外線をある程度カットしてくれますが、
日に焼け過ぎない用心が必要です。
★免疫力が低下
体にウイルスなどの異物が侵入すると、情報を免疫機能に
伝えようとする働きがありますが、紫外線によるダメージで
その働きが鈍ってしまいます。
★白内障になりやすい
眼の水晶体の主成分であるたんぱく質が紫外線によって変質して
白く濁ってしまいます。
★UVAはしわ、UVBはしみの原因にも
肌にダメージを与える紫外線は、大きく分けて2種類あります。
UVA(長波長紫外線)は波長の長く、肌の深い組織に作用し、
しわやたるみの原因になります。
UVAは表皮の下の真皮まで到達して、皮膚にハリを与える
コラーゲンやエラスチンなどにダメージを与え、しわができやすくなります。
UVAより波長の短いUVB(中波長紫外線)は肌の表面に作用して、
しみの原因になります。
UVBを浴びると、肌を守ろうとして皮膚の表面の表皮に
黒い色素「メラニン」が作られます。
これは、通常は数カ月ほどでアカとしてはがれ落ち、もとの肌の色が
戻ってきますが、皮膚の老化や紫外線を浴び続けたことによって
再生のサイクルがうまく働かなくなると、メラニン色素が残ってしまいます。
それがしみとなるのです。
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