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カテゴリ:健康最新情報?!
心疾患は日本人の死亡原因ではがんに次いで第2位。平成18年の死亡者は約18万人もいる病気です。その約半数が心筋梗塞などの虚血性心疾患です。 心筋梗塞の原因のほとんどは、コレステロールによる動脈硬化が冠動脈に起きたためとされています。ただし、この冠動脈の硬化は高脂血症、高血圧、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足などが作用して少しずつ進行していくものなのです。 では、心筋梗塞を防ぐためにはどうすればいいのでしょう。 心筋梗塞を防ぐための食事について、厚生労働省の調査が発表されました。 5月27日 時事通信(yahoo!ニュース)によると *:。.:*:・'゜☆。.:*:・'*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜☆。.:* ビタミンB群、心疾患を抑制=ただし食事でバランスよく-厚労省研究班 ビタミンB群を食事で多く取る人は心筋梗塞(こうそく)になりにくいことが27日までに、厚生労働省研究班の大規模疫学調査で分かった。どれか1つだけでは効果がなかった。 研究班は1990年と95年、岩手、秋田、長野、沖縄の4地域で、40~59歳の男女約4万人の生活習慣を調査。約11年の追跡期間に、男性201人、女性50人の計251人が心筋梗塞などの虚血性心疾患になった。 食事内容からビタミンB6、B12、葉酸の摂取量を算出してそれぞれ5群に分け、喫煙や肥満、ビタミン剤摂取などの影響を除いて発症リスクを比較。その結果、いずれも摂取量が多いとリスクが低い傾向がみられた。 心筋梗塞に限るとより顕著で、最も少ないグループに比べ、最も多いグループは葉酸で約4割、B6、B12で約5割低かった。 また、摂取量が多いか少ないかの組み合わせでも検討。3つすべて少ない人は、すべて多い人の2倍以上のリスクだった。1つだけ多くても他の2つが少なければ同様に高リスクで、特にB6が少ないと、B12と葉酸が多くても2倍以上だった。 研究班は、これらを満遍なく、特にB6を多く含む食品を積極的に取ることが、心筋梗塞の予防につながる可能性があるとしている。 *:。.:*:・'゜☆。.:*:・'*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜☆。.:* ビタミンB群というのは、水溶性のビタミンでB1、B2、ナイアシン、B6、パントテン酸、ビオチン、葉酸、B12の8種類。これらのビタミンは関連しあって体内で働いているようです。ですから、単独で摂っても効果が期待できないのですね。 特に、ビタミンB6は、タンパク質や脂肪の分解に関与しているビタミンです。 ビタミンB6が不足すると、動脈硬化や脂肪肝になる危険性が高くなるそうです。 ビタミンB6を含む食品(まぐろ、さんまなどの魚類やレバーなど)を積極的に食事に取り入れましょう。 なんと!!簡単に摂りたいときは、バナナがいいそうですよ!! 詳しくは 肉好きの方にはビタミンB6 中性脂肪と食事 中性脂肪予防にお茶 中性脂肪予防と食用油 中性脂肪を減らす食事 献立例 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/06/19 07:38:55 AM
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