ずっと微熱が続き、調べても原因がわからない・・・怖いですよね。
ストレスがかかると体温が上がり、ストレスがなくなると体温も下がるのは心因性の発熱が原因。
私の父は脳梗塞で寝たきりになった時、デイサービスに出かけると38℃の熱を出し、
入浴ができませんでした。でも、家に帰ると平熱になるのです。
こういう状態が繰り返したため、在宅介護のみにしました。すると発熱はなくなりました。
父の発熱も心因性によるものだったんですね。
ためしてガッテン(2014年10月8日放送)では
取り戻せ免疫パワー!体温計で命を守る秘術を特集。
心因性発熱の見分け方、改善法や睡眠の改善法などを紹介していました。
★心因性発熱を放っておくと・・・
原因がわからない微熱でも心因性によるものは危険。
ストレスによって熱が上下することが続くと、熱が下がらなくなってしまい、高熱を出すこともある。
また、体温調節がうまく行かなくなるので、睡眠障害をおこして、眠れなくなったり、
血圧が上がったり、頭痛なども起こすようになってしまう。
★心因性発熱の見分け方
以下の様な症状があるときは、心因性発熱の可能性があります。
1.内科を受診して血液検査やその他の検査を行っても発熱の原因がわからない。
2.慢性的に微熱がある。原因不明の高熱がよく出る
3.解熱剤を飲んでも効果が無い
4.不安なことやストレスがかかると熱がよく出る
★心因性発熱の治療
患者自身がストレスを抱え、無理して生活していることを意識して、
ペースを下げることが必要とのこと。
心療内科を受診し、医師に相談するのがよい。
★発熱力を上げるには年齢は関係なし!
寒い時にぶるっと体が震えるのは、ふるえことで筋肉が熱を出そうとする働き
筋肉中にあるサルコリピンは長時間熱を作ることができるので、
筋肉量を増やすことが発熱力を高めるために大切。
発熱力は筋肉量に関係するので、年齢には関係ない。
★筋トレで発熱力をアップさせる!
1日にややきつめの早歩きを3分行う
早歩きをした後、30分以内に牛乳をコップ1杯飲む。
毎日、繰り返して1週間に約1時間行うようなペース
途中で休憩をはさんでもよく、牛乳でなくても乳製品ならいい。
★発熱力は睡眠にも関係している
一日で一番体温が高い時は夕方。
寝付きが良いのは寝る前が体温が高く、目覚めの時に体温が低い状態。
寝付きが悪い時は、寝る時の体温が低く、目覚めた時に高くなっている。
夜寝る時と朝起きた時の体温の差が大きいほど、よく眠れるとのこと。0.5℃以上が理想
そのために、夕方に運動することで、寝る前の体温を上昇させるとよい
★寝付きを良くする方法
夕方に早歩きの運動をする。
夕方に入浴をして体を温める
寝る前の入浴は寝ても体温が下がらず、寝付けない。
寝る前の3~4時間前に入浴すること。
体温計は熱が出た時だけに使うものではなく、普段から自分の体温を測っておくといいですね。