高血圧の患者数は約4300万人!なんと!50歳以上の半数以上の人が・・・
たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学(2014年10月7日)
長引く治らない症状 本当の原因をもう1度探ります!名医のセカンドオピニオンSP
治らない謎の高血圧を名医が診察、診断!
血圧が高くでも元気だからと思っている人も多いが、高血圧はサイレントキラーと呼ばれ、
血管の圧力が上昇して血管壁が傷つくことで動脈効果や老化を早める原因になったり、
命の危険もある怖い病気なのだ。
高血圧の原因は内臓などの病気と加齢や生活習慣によるものの2つある。
通常は食事や生活習慣の改善、降圧剤などで血圧は安定するが、
中には、一般的な治療では血圧が下がらない病気もあるようだ。
★女性 69歳 は健康診断で血圧の上は130未満、下は85未満と測定
内科を受診したが、塩分の多い食事や肥満など生活習慣による高血圧との診断
軽い降圧剤を処方され、減塩を心がけて2週間後には、血圧が正常値に下がった。
しかし、1年後、便秘とめまいが起こるようになり、薬を増やしても、朝の血圧が少しずつ上昇していった。
1年半後、悪夢にうなされるように専門医を受診、レビー小体型認知症の診断。
★レビー小体型認知症とは・・・原因と症状
日本人に2番目に多い認知症で、推定患者数約90万人とも言われている。
65歳以上の人に多いが、40~50代でも発症することがあるそうだ。男性は女性より約2倍多い
脳にレビー小体が沈着するために認知症の症状が起こる病気だが
自律神経にも沈着するので、全身の症状が先に現れる場合も多い。
自律神経がレビー小体によりバランスを崩し血圧のコントロールができなくなって
睡眠中なのに血圧が上昇したり、日中に血圧が低くなったりしてめまいを起こすこともある。
自律神経が悪くなると腸の働きも阻害され便秘になる。
中脳にレビー小体が蓄積すると手足の動きが悪くなり、字をうまく書けなくなる
レビー小体型認知症の特長的な認知症状は悪夢や幻覚。
★レビー小体型認知症の治療
レビー小体型認知症の治療は
1.抗精神薬で精神症状をコントロール。
2.運動機能障害には抗パーキンソン病薬が有効
3.自律神経障害には血圧コントロールを行う
進行を抑える薬があるので、初期症状なら症状を緩和できる。