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カテゴリ:駆け込みドクター
高齢化社会で問題になっているのが、認知症。
認知症患者数は予備軍をふくめると、なんと約800万人も!! 原因となる病気は70種類以上もあるのだが、 その6割以上がアルツハイマー病なのだ。 2014年12月7日 駆け込みドクター!では、 家庭で出来るチェック法や正しい予防法と介護法を紹介 ●家庭で出来る!アルツハイマー病の前兆チェック法 親指と小指同士はつけたままで、親指と小指をつけ替える。 アルツハイマー病の初期症状の特長は回転が苦手 その原因は、視空間認知機能(身体と周囲の位置関係を理解する脳の働き)の低下 ・ドアノブを回せない ・瓶やペットボトルのフタを回せない ・ネクタイを締められない ・靴ひもを結べない など 高齢者の高速道路逆走も、空間認知機能の低下で標識を見落すのが原因 ●アルツハイマー病とは 認知症は脳の機能が失われて社会生活に支障が出る症状の総称 アルツハイマー病は脳の機能が失われる原因が 脳神経細胞が破壊されて脳が萎縮するから ●アルツハイマー病の症状 大きく分けて2種類ある 1.中核症状は(認知症で必ず現れる症状) 記憶障がい・・直前のことを覚えられない 見当識障がい・・場所が日時がわからなくなる、 実行機能障がい・・日常的な簡単な行為が出来なくなる 2.周辺症状(BPSD公道・心理症状) 暴力・暴言、妄想、徘徊、不潔行動、過食、介護への抵抗など これの症状は、必ずしも現れるわけではない 症状の中で、一番気づきやすいのは物忘れ 酒を飲んで記憶を忘れる習慣があると、将来の認知症リスクを高める 物盗られ妄想は、一番身近な人が非難の対象になる場合が多い ●脳の萎縮の原因は、タンパク質の異常蓄積 1.タンパク質異常蓄積の成分のタウ(脳が萎縮する原因) 2.タンパク質のアミロイドベータ(アルツハイマー病の原因とかんがえられる) ただし、アミロイドベータがたまっても認知症にならない人もいる ●最新の徘徊対策グッズ 認知症患者の徘徊が問題になっているが、 GPS通信機が付いている「GPシューズ」 靴の中にGPS通信機が埋め込まれていて スマートフォンアプリと連動し位置情報を確認 ●カレーに認知症予防の可能性 インドの認知症の発症率はアメリカの4分の1 カレーの成分ウコンの中に含まれるクルクミンに アルツハイマー病の病変が進まないようにする作用がある ●認知予備力を高めるポイント 認知症予防には頭を使って適度に運動をすることが大切。 認知予備力を高めるには、人との関わりがポイント ウォーキングよりもゴルフ、クロスワードパズルよりもババ抜き テニス・社交ダンス・囲碁・麻雀など人と関わる趣味を持つこと ●簡単に認知予備力を上げる方法 後出しジャンケン 後出しでわざと負けるじゃんけんをすると、脳が活性化する ●アルツハイマー病の介護 介護している人間が全部を背負うのではない 外から介護スタッフを呼び、援助してもらう 他の人と接することで要介護度が下がることもがある お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/12/08 05:18:27 AM
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