たかが外反母趾!と放置していると・・・
先日、スポーツクラブでトレーニングの合間におしゃべりをしていたとき、「外反母趾なのね」と右足の親指を指摘されました。確かに・・・左足に比べて親指の付け根が少し飛び出しています。そう言えば、靴も右足の親指の所だけちょっとすり切れてます。でも、特に痛みはないし、ハイヒールなど窮屈な靴を履くわけでもないのでそのままにしていて、別に気にもしていませんでした。でも、昨日の、たけしの本当は怖い家庭の医学を見て・・・・(゜◇゜)ガーン*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜☆。.:*OLだった20代の頃は毎日ハイヒールを履いていたものの、結婚後はもっぱらゆるめの靴やおばさんサンダルで過ごしていた専業主婦。最近、腰痛になったが、ウォーキングを始めて改善。そこで、毎日欠かさずし始めると、1週間後には、(1)腰痛 (2)腰の張りが背中全体に広がる(3)ふくらはぎから下が痛む ついには親指が脱臼!!歩けなくなってしまったというのです。原因は、「外反母趾」「外反母趾」とは、足の親指が体の外側、小指の方向に曲がってしまう病。放置すると、激痛で歩けなくなってしまうことも!!外反母趾は、圧倒的に女性に多く、男性の10倍。原因は、遺伝や女性特有の関節の柔らかさなど様々ですが、影響が大きいのがハイヒールなどの踵の高い靴。足の指の骨は、じん帯によってアーチ状にしっかりと束ねられています。かかとの高い靴を履くと、足先に体重の多くがかかることで、じん帯が疲弊し緩んでしまい、5本の骨が広がり、親指が回転し始めます。さらに先の尖った靴によって横から圧迫されることで、親指がどんどん小指側に変形してしまうのです。外反母趾は、ある程度進行してしまうと、サンダルやゆるい靴などに変えてもじわじわと悪化してしまいます。外反母趾はハイヒールを履く若い人だけのものと思われがちですが、実際の患者数を見てみると、意外にも50代以降に多いことが分かります。若い時に、たかが外反母趾と放っておいてしまったため、知らず知らずのうちに悪化し、ひどい状態になったからと考えられるのです。 *:。.:*:・'゜☆。.:*:・'*:。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜☆。.:*思わず、右足の親指を伸ばしていました・・・・σ(^◇^;)私はハイヒールはほとんど履かなかったけれど、中高とバスケットをしていて、利き足の右足の親指には過大な力がかかっていたように思います。「そのままに放置していたら、じわじわ悪化!」にビックリして痛みが出ないうちに、サポーターなどで保護しなくてはと調べて見ました。★外反母趾の種類外反母趾は大きく5つに分類されます。1.靭帯性外反母趾足先の横幅の支えとなる中足関節が伸びてしまったり曲がってしまったりして親指が小指側に曲がるタイプ。2.仮骨性外反母趾親指の付け根にある骨だけが出っ張っているので、親指が小指側に曲がったように見えるタイプ。3.混合性外反母趾靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾の両方が同時に起こったタイプ。4.病変性外反母趾リューマチなどの病気や事故やケガなどが原因で、足の指が変形したタイプ。5.ハンマートゥ性外反母趾先天性で、生まれつき指がハンマーのように曲がってるタイプ。症状は種類ごとに異なり、骨格や環境など個人ごとの状況でも変わってくるので、まずは自分の外反母趾がどのタイプなのかを知ることが大切です。いろんなサポーターや用具、靴などが販売されています。私もさっそく、サポーターを購入することにしました。片方だけでなく、両足にしたほうがいいようですね。でも、足の痛みや腰痛などの痛みがある場合などは、自分で治療をしないで、整形外科を受診することをオススメします。,