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カテゴリ:音楽・DVD・本
数日前に読み終えました。
心晴日和(著:喜多川泰) 子供の頃、読書感想文は大の苦手でした。 感想を書かなきゃいけないのに、あらすじ書いちゃうタイプです。 ブログを書くようになって、あの頃よりは、感想文書けるようにはなってきたと思うけど・・ でも、やっぱり、かまえちゃうところがあって… 読み終えてから・・ よし、書こう!と思うまでに、日にちが空いちゃいました(^^; 今回も、読みながら『いいな』と思った文章をノートに書き出しておきました。 それを記載しながら、ぼちぼち感想を書いてみます。 p25 『目の前にあるものを見て、誰かの喜ぶ顔が浮かぶ人は、何をやっても成功する人じゃよ。』 入院中で外に出られない自分(老人:井之尾)に代わりに“春を感じるもの”を見つけて写真に撮ってきてほしいと頼まれた主人公:美輝 ポラロイドカメラで撮った写真を井之尾と、さらに同じ病室の人たちがとても喜んでくれて、次にまた写真を撮りに行ったときには「どんな写真を撮ったらみんなが喜んでくれるかなぁって考えながら写真を撮るのは、本当に楽しかったわ」と言った美輝の言葉に井之尾が返したのが上の言葉。 写真もそうだし、音楽もそうだと思う。 出来上がった曲を、みんなが聴いてどんな風に感じてくれるかな~って、やっぱり作る人は考えるよね。自分のため、売るために作るんじゃなく・・聴く人の心を、表情を思い浮かべる… 料理もそう。 作りながら、「美味しい」って言ってもらえるかな~♪ 今夜は●●が好きな★★だけど・・喜んでくれるかな~って思いながら作るのは、やっぱり楽しい。 p29 『ある人は、自分の周りで百の出来事が起こるとすると、そのうち幸せだなぁっと感じることが十くらいで、嫌だなぁって感じることが三十くらい、残りの六十は別に何とも思わなかったりする。 でもな、まったく同じ出来事を別の人が経験すると、その数の割合は変わる。中には幸せだなぁと感じる数が百の人だっておるんじゃよ。 自分が持っている幸せの感じ方を変えないかぎり、この人は何年たっても同じような気持ちで生きることになる。』 p38 『起こることに幸・不幸を左右されるのではなく、そのとらえ方を考えることによって、幸・不幸を自分でコントロールできるようになる』 幸せの感じ方 物事のとらえ方 それを変えていければいいんだよね。どんなことでも・・。 この本には、共感する文章が、とにかくいっぱい出てきました。 クラスメイトからいじめにあっている美輝。 「もっと、強くなりたい」 「他の子にどんなことを言われても大丈夫な強さを持った人になりたい」との言葉を受けて… p39 『みんなが自分に対して優しい中で、自分が強いかどうかなんてわからんじゃろ。自分に対して辛く当たる人がいるからこそ、自分が弱いということがわかる。 そして、その経験から自分なりに対処法を考え出し、それを続けることでどんなことに対しても負けない強さを持つことが出来るようになる。』 辛い目にあっているのは、自分だけじゃない・・ みーんな早かれ遅かれ、人生のどこかでそういう経験をしている・・・って。 辛いことが何もない人生を歩んできた人って・・いないよね、確かに。 私自身、今なら、辛いことがあっても “困難から、学ぼう”という気持ちがあるけれど・・ 昔っから、そういう考えが出来たわけじゃないからね、、もちろん。 p66 『今は辛いかもしれんが、そのうちこういう経験に心から感謝する日が来る。』 『こういう経験をしたから今の自分があると、心からその巡り合わせに感謝する出来事が起こるのは間違いない。だから、どんなに辛く苦しいことがあっても、人間は人生を途中で投げ出しちゃいかんのじゃよ。』 本当にそうだと思う。 あの日々があったから、今、こうして自分はココに居るんだって。 きっと、みんなにも、あると思う。 あったと思う、そんな出来事のひとつ、ふたつ・・・。 途中で投げ出しちゃうと・・ その“感謝する出来事”が起こらずじまいになっちゃうんだよね。。 感想2へ、つづく。 ご訪問ありがとうございました<(_ _)> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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