カテゴリ:アクア
今日はアクアネタのみ
ビブリオの治療が概ね終わりました。 今回の治療で、いろいろと気付いたり、発見したことがあったので、まとめてみます。 事の顛末を書くと。 6月末にヤフオクの、スズメ50匹セットを落札しました。 なんだか嬉しくなり、調子に乗り、その日に、ルリスズメの追加、オヤビッチャ、ヨスジリュウキュウを地元ショップで買ったのだが、これが発端か?と思ってます。 ビブリオは2月に掛かり、このときも、大変な目になりましたが、そのビブリオが残っていたことも否定しませんが、 ヨスジリュウキュウがおかしな落ちかたをしたので、これがもしや?持ち込んだか??とも思ってます。 前に書きましたが、持ち帰ったら、水あわせ前に1匹が瀕死。 さらに数日後、3匹落ち、結局は全滅。 そのバタバタ行き始めたころに、デバが1匹、皮膚が変になっていました。 でもビブリオとは思わず、そのままにしていたら、その翌日、他のデバ、アケボノチョウもビブリオの症状がでて、ここから、ビブリオとの闘いです。 ビブリオと検査して分かったわけではありません。なので正確にはビブリオとは決められないけど、どう見てもビブリオだと思うのですが・・・。 ビブリオのような病気を含め外傷性細菌症とまとめている記述を見かけました。 その記事を参考に治療を始めましたが、その前に、実績のあるヤクルトで始めました。 ヤクルトで実は約2週間、抑えていました。 しかし、漏電事件の時、クーラーが漏電してることが判明し、クーラーを切ったのですが、その翌日にバタバタと始まりました。 外用で、1日外出も、留守番の叔母から、魚が横たわってるとメールをもらうも、叔母は多少はアクアリウムができるものの、酸欠とか温度とかではないので、何も指示することができず、とても憂鬱な気持ちで戻ったものです。 推測ですが、水温が上がったのも加速させたのでは?と思います。 28度くらいからビブリオは活発になるといいます。それがために、ヤクルトも勝てなかったという感じでしょうか? ヤクルトを止めて、エルバージュと水産用テラマイシン(以後OTC)の併用を考え、非常に無謀ですが、水槽に直接エルバージユとOTCをいれ、餌にもOTCを染み込ませましたが、なんの効果も無く、魚はどんどん落ちて行きます。 そこで、苦肉の策、OTCとGFGにて、水槽ごと薬浴という方法に変更しました。 これはOTC これから、その治療を書きますが、これは正しいことではありません。 水槽に、しかもLRや貝を入れたまま、GFG投入は投げやりでやったこと。 非常に危険なやり方なので、やられる方は自己責任でやってください。 90cm水槽にOTC10gにGFGは推測で0,5ミリグラム程度。 これを、水槽に溶かして入れます。 同時に餌にはOTCを染み込ませ、それを与えます。 これがとても効果的で、コレ以降、☆になる魚は減り、残った魚も、軽症な魚は数日で症状が治まります。 この投与は、2日に1回、水を1/2換えるのと同時に行い、それを2週間以上続けました。 バケツでGFGを使うと、正直水が持ちませんよね? バケツ浴の場合、1日2回水を換えます。 しかし、濾過がある水槽では水があまり痛みません。もちろん、吸着剤などは外してますが、薬の色で黄色いものの、水自体の澱み、臭みはなく、LRも貝も変化がありません。 以前ウーディニウム治療で、キュプラミン(銅)を使った時はLRは藻が枯れ、真っ赤になったものです。 砂もガラスもそんな感じになりましたが、GFGではそういう変化は無く、砂も有機物腐敗とかも発生せず、思ったよりも、すっきりしてました。 私の場合、病気ではビブリオ(みたいな)で落とすのが一番多いです。 白点とは比べ物になりません。 頻度も白点よりあります。 本などにもビブリオの治療法は書いてはありますが、あまり熱心な記事は見かけませんが、実際はかなり発生するものと思います。 ビブリオは銅は効きません。銅でやれば反って皮膚の悪化を促進させ、駄目にしてしまうようです。 ビフィフス菌がよいので、ヤクルトが良いと教わり、使うことが多いですが、このビブリオに掛かったら、全滅を覚悟しています。それでも助けたいですよね? いろんな方の記事を参考に、OTCとGFGが有力候補に上がり、使用したものです。 GFGについては賛否ありますが、ビブリオ自体がかなりややっこしい病気です。 GFGで効果が無い場合は、既に手遅れなのかもしれませんし、たとえ間に合っても全部を助けるのは難しいでしょう。 今回のことで、GFGを直接水槽に入れる大胆なやり方であっても、想像していたよりもダメージは軽く、今後、どうにもならない時はこの方法でやってみます。 珊瑚やイソギンには不向きです。 その場合、トリタンを立ち上げ、余っているフィルターに、濾過珊瑚やバイオリング、それにスポンジをいれ、その状態でGFGとOTCの併用でやれば、案外うまく行くかもしれません。 その場合、本水槽はどうしましょう。 教科書には「殺菌灯」で殺せるとありますが、正直殺せません。 今までも、魚を2週間移動させ、空回し2週間後、戻したら、ものの見事に再燃したものです。 空回しも、1ヶ月くらいやった時は、スムーズに戻せましたが、かなりの労力がいりました。 今回判ったことは、かなり症状が悪化していても、餌を食べるような状態ならば、OTCとGFGが有効だったこと。 LRやろ剤入れっぱなしも、あまり悪化せず、水の直しも、わりとスムーズに行くことがわかりました。 なお、薬浴終了は、水を120リッター交換し、アクアセーフ、活性炭、スキマーで解毒、3日後水を交換し、さらに3日後、水換えしたら、ここで、バクテリアなどをいれ、元の状態に戻すやり方で平定できそうです。 いつも思うのですが、ビブリオ(のような)もの掛かるとき、共通する現象があります。 ヒレの内側、肛門など「入り口」が鬱血すること、それと、潰瘍や、切り傷ができること。 そして・・・ 魚の種類によって出来やすいところが似ているところ。 ヤッコ、チョウは、ヒレ内側、腹。 デバスズメは腹のあたりに切り傷と潰瘍。 今回発見はルリスズメは顔がやられる。 そして、不思議なのは、同じ「側」に集中すること。 今回は、殆どの魚が右側のみに症状がでました。 似たような記事を読んだことありますが、そういう現象があるようです。 これがビブリオでなければ、何なの? 白点ではこういう症状は出ないですからね。 かなりの魚を落としました。でも半数以上は残りました。 そして、どうやら、OTCとGFGは有効ということも知りました。 もう少し早く、これを行っていたら、アケボノチョウも治っていたのでしょうね。とても残念です。 現在の90cmメンバー ルリスズメ×27(もっといるかも?) ネッタイスズメ×9 ミツボシ×3 シリキルリスズメ×3 オヤビッチャ×2 デバスズメ×2 クロオビスズメ×1 カザリキュウセン×1 ウズマキ×1 アカハチハゼ×1 1匹イジメに遭い、ボコボコで隔離中ですが、その魚も復調し、水槽全体も、良さそうな感じで回復に向かってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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