2006/10/23(月)12:41
そこで技が必要に・・・正しく持つ
昨日の稽古で改めて・・・いえ、今後何度も話すでしょうが、手は正しく持つようにと話をしました。
稽古で相手が手を取りに来るのは、何か攻撃をしてくるということが前提です。
つまんだ持ち方は引っ張れば取れますが、正しい持ち方では力を入れて引っ張るほど逆に締って抜けなくなります。(お試しください)
正しい持ち方で敵意があった場合は、やたらと引っ張っては自爆行為ですね。
正しい持ち方ではそのまま締められるか何かをされるため、こちらはそれを回避しなければなりません。
そこで、離脱法や技が必要となってきます。そう、そこに初めて崩しや技と云うものが生じてくるのです。
手はしっかり持ちましょう。しっかり持つということは、強く握ると言うことではありません。
正しく持つ(握る)ということです。正しい持ち方をしていれば軽く持っても「ヤバイッ」と感じます。
合気道の稽古で手を持つのは、ただ投げらたりするためのものではありません。
持つ方にもしっかり持つ意識が無ければ、技にも成らず技をかける必要もありません。
その稽古は違った稽古になってしまいます。