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カテゴリ:テニスライフ
男子車イステニスシングルス決勝
前日の男子ダブルス決勝のゲームが殊の外面白かったので、小田凱人の車イステニスシングルス決勝を見るべしと今か今かと待っていた 日本時間午後8時30分から男子シングルス3位決勝戦が行われ、その後、つまり第2試合で小田の出る決勝戦が行われるようである NHK教育テレビでライブ中継が有る予定なので何度かチャンネルを合わせたのであるが、まだ始まっていない 何のことは無い、パリパラ車イステニスの放送は午後9時35分から始まった やっと始まった車イステニスの放送は、第1試合の3位決定戦が行われていた 3位決定戦はアルゼンチンのフェルナンデスが、勝ち切った いよいよ小田凱人の登場 如何にもカッコに拘り、自己をヒーローたりえんとの意気込みが伝わってくる 「ヒーローになるんだ」という雰囲気が漂っていた その雰囲気そのまま序盤から、小田凱人の支配するゲーム展開で簡単に6-2で1セットを取り、ゲームをリード そのまま簡単に優勝するのではないかと思っていたら、流石に世界ランキング1位のアルフィー・ヒューエットである 段々に調子を上げてきて、第2セットを接戦の末取り返し、セットカウント1-1になる 何だか嫌な展開である 第3セットに入っても、流れは、フューエットに有った 特に第4ゲーム、何度もジュースを繰り返し、激戦の末、フューエットが粘り切り、ゲームを取り2-2に押し返した このゲームを取れば簡単に小田の優勝に成りそうな大事なゲームだった このゲームを失ったのが転機になった 更に第5ゲーム、何だか変な雰囲気になって来た この日雨模様ながら、雨も上がっていたので、ドームの天井は開けられていたのであるが、雨模様になり、天井が閉じ始めた 当然、ゲームは中断して、天井が閉まってから行われるものばかりと思っていたら、何とそのまま試合は続行 この天井が閉まっていく状況とともに、小田の調子が段々おかしくなり、これまで、綺麗に決まっていたショットが少しづつアウトになりだした 天井の開閉に文句を言っても詮無いことであるし、関係があるのかどうかは定かでないけれど >﹏< 天井が閉まるにつれ、アンフォースエラーが目立ち始め、あれよあれよという間にフューエットにポイントが入り、逆転されてしまった ファイナルセット3-5とダウン マッチポイントまで握られてしまった 絶体絶命 アッ 相手のマッチポイントは、数センチアウト ホッ この数センチで負けを免れた 流れが変わった 数センチずれていたら、フューエットの優勝だったのだ 運も有るんだろうが、ここまで追い込まれた後の小田の開き直りともとれる積極的なプレーが良かった 時に微笑み、時に観客を鼓舞し、大事なポイントを取ったときは、両手を突き出し、自己を鼓舞した。完全に流れは小田である 車イスでテンポよく小躍り迄はじめてしまった 一時は負けを覚悟した小田であるが、流れは変わった。いや変えた 素晴らしいゲームだった フューエットの返球がネットにかかりゲームセット 時刻は大きく深夜零時を回り、深夜2時になろうかとしていた 日を跨ぎ、私などすでに就寝時間であるが、ゲームに魅了されて、気が付けば最後まで見てしまった さらに表彰式もしっかり見た>﹏< 本当に車イステニスは面白かった このゲームを見た少年が、かつて国枝慎吾のプレーを見て車イステニスに魅入られた小田の如くに車イステニスをはじめ、小田の後継が生まれるのかもしれない いや本当に素晴らしい胸震える決勝戦だった 優勝インタビューがまた揮っている 「カッコよすぎる俺」「このために生まれてきた」 18歳が輝いている☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.09 02:03:26
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