|
カテゴリ:気ままなライフ
今年も御戸開(おみとびらき)が中止になった 私も27年前にこの地域に引っ越してきて、飛竜神社の氏子に仲間入りさせてもらって初めて知った![]() 御戸開と言っても大多数の人はなじみがないだろう 御戸開を辞書で調べると神殿の扉を開くこととある 旧暦2月1日に新年を寿ぎ、神様に感謝すると私なりに解している 本当はもっと歴史のある意味のある尊いものなのかもしれないが、詳細について私は知らない ![]() 私にとっては、氏子が集まり神様に思いを致しながら、互いの健康を願い、酒を酌み交わす日である 氏子が12軒ほどで少ないながら、毎年一堂に会し、一年の始まりを酒盛りで語らう 私が当地に引っ越して来た年から毎年御戸開に参加させてもらっている 毎年順繰りに2軒の家が当番として準備を行う どちらかの家が会場になる 大抵どの家も広くて、ふすまを開けたり障子を開けたりして2~3の部屋を筒抜きにしてテーブルを並べる 全く縁のなかった地域に引っ越して来た私にとっては、新たな人間関係を築く大変ありがたいものだった 御戸開で初めて行った家もあり、私にとっては家族ぐるみでご近所さんと親しく交流できるイベントになっていた 一人2000円程度の会費を出し合い、当番の家で少し豪華な弁当を取り、ビールやお酒を買い 会費が少ないので工夫して、自宅にあるもの、特にお百姓さんが多いので、野菜はふんだんに有り、それを利用したお惣菜や 寒い時期であるのでおでんなど準備してくれている 更に、この日のために様々珍しいものも準備してくれていて、イノシシやタラの芽やウドなどそれぞれが手に入るものを持ち寄り、ごちそうに花を添えていた 結構釣りの好きな人もいて、アオリイカやグレなどの刺身や焼き切りなどの鮮魚も皿を賑わしていた ![]() わずかな会費ではあるが、差し入れも多く、思いの外、ビールやお酒も準備できていて、午前様に近い時間まで酒盛りが続くこともある 私など勤め人で、野菜を作っているわけでもないのであるが、お袋が磯遊びが好きで、この時期牡蠣やニガニシなど取ってきていたので、それを貰って、 酢牡蛎にしたり、 湯がいたり、 焼いたりして出すことができて、喜んで貰ったことを思い出す ![]() 15年ほど前からだろうか、各家庭で準備するのは結構に大変なので、近くのレストランを借り上げて、そこで御戸開をしようということになった 時代の流れというのだろうか 確かに準備する当番の家は大変だっただろう 特に中心になる女性の負担が多く、女子連にとっては殊更にレストランでの御戸開は好評だった 私などは、出来ればご近所で忌憚なく酒を酌み交わす方が楽しいと思っていたので、少し残念なのではあるが、細君たち女子連に叱られそうなので聞こえないほどの小さな声でモゴモゴ~~>_<~~ 確かに準備するのはそれなりに気も使い、多少の見栄も有るので掃除を含め準備も大変だったことも思い出す 特に私があまり役に立たないので、細君に負担が多く、細君は御戸開が近づいてくると普段とっ散らかっているリビングや和室の掃除をはじめ、結構に大変だったことを考えると近くのレストランでの御戸開も良かったのかなーなどと考えている ところがこの御戸開も新型コロナ感染拡大によって、集まることが出来ず、5年ほど前から中止になっている 残念この上なく過ごして来た 今年は出来るのではないかと淡い期待を抱いていたのであるが、残念ながら、インフルエンザの猛烈な感染拡大により今年も見合わせることになった 確かに、高齢者が多いので、この時期飲み会はやらない方が正解だろう 驚くことに12軒の世帯主では67歳の私が一番若いのである~~>_<~~ ![]() 来年はインフルエンザもコロナ感染も納まって、ぜひ御戸開をやりたいと思っているのではあるが、果たして☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.01.21 02:52:03
コメント(0) | コメントを書く
[気ままなライフ] カテゴリの最新記事
|