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カテゴリ:写真
全紙サイズにプリントアウトされた写真
想像していた印象と大きく違い残念の極 ![]() 明らかにトリミングの失敗である コンセプトである「旅先での疲労と慰安」が見事に裏切られている このオブジェは、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館の敷地にある その横には、安楽の椅子が置かれている 芸術鑑賞に疲れた人の疲れを癒すべく設置されたものだろう 連日のシドニー観光に疲れ切った義兄夫婦がその場所を見つけ身体を投げ出し 巨大なオブジェに保護され、シドニーの午後の微睡に陥る 義兄は疲れ切り 義姉は緊張を解き放ち ひと時の安逸に浸る そんな思いで写した写真 自分ではなかなか良いと 記念の写真に過ぎないが 素人はだしで喜んでいた ![]() ところが、4Kで写した写真は、余りにも縦長で、少しでも普通の写真のイメージに近づけたかった そこでトリミングして、オブジェのバストから上を外し、義姉もフレームアウトした 写真的にはそれなりに成立しているのだろうけれど、私の写真に対する思い入れがすっかり薄れてしまった 遅ればせながらの誹りを感じつつ、改めてアスペクト比(縦横比)について考えてみた 一眼カメラでは、通常アスペクト比は「3:2」に設定されているようで、多くの被写体に適した汎用性の高いフレームとなっているようである 一方、私が普段撮る写真は、解像度3840×2160(2160P)、アスペクト比16:9である 8K横7680ピクセル、縦4320ピクセルの画素の超高解像度を選択することもできるのであるが、流石に様々加工するには重すぎるような印象を持っている 抑々私の写真はブログが中心なので、それほど解像度の高いものは必要ない それでも1年に一度宿毛市展に出品することも考えて、全紙へのプリントアウトも可能な4K 3840×2160(2160P)を採用している 改めて、プリントアウトされた写真の大きさにあった台紙を画廊で作ってもらってパネルに張り付けた作品を見た やはり、残念な感を禁じ得ない 下手は下手乍ら、他の人には伝える力は無いとしても、少なくとも自分の思いが自分に感じられる写真を出展したいとの思いを強くした 宿毛市展への写真の出品は、枯れ木も山の賑わい的な出展をすることが目的なので、上級者から嘲笑の誹りを受けようとも、自分が納得した写真であれば何の残念もない 一夜明け、多少の出費を覚悟して、改めて、写した写真全体を全紙にプリントアウトしてもらうことにした 無駄な出費と笑われそうであるが、それはそれ^o^ 私など素人の趣味の世界と言うのは寛容に寛容にである さてさて、どんな焼き上がりになるのか 楽しみなことである☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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