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うず祭

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2005年08月27日
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カテゴリ:神社のこと
まいった。

直会、盛り上がりすぎた。
寝たの、4時。

起床は6時。

お正月の仮眠状態じゃん。。。


寝れなかったものはしょうがない。
あきらめて、朝食準備をはじめた。

朝食後は、他の神社から助っ人の神職さん(助勤さん)方が境内を掃除してくれる。
白い上下の作業着で和気あいあいとしているこの朝がわりと好きだ。

巫女は着装して授与所へ入る。

大安土曜日だから、大祭なのにご祈祷の申込みが例年より多い。
助勤さん2人にご祈祷も手伝ってもらった。
それぞれの神社だとか、個人でのご祈祷の違いが見れて面白い。
結構、ご祈祷の進め方に、神職さんの姿勢が出るよね。


神職さん方は御旅所で発輿祭をする為に早めの昼食とって出かけた。

14時、合図の花火が上がって、御旅所からお神輿が出た。


ふと気を抜くと、睡魔が襲ってきた。
ウナを首筋に塗りたくったり、冷凍庫の保冷材を衿に仕込んだり、
日頃の研究成果が生かされた。
(日頃、なにやってるんだか・・・)


時々花火が上がって、お神輿の位置を大体把握できるから、
神社の近くまで来ると、だんだん気持ちが高揚してくる。

夕闇が迫って、また境内に人が増えてきた。

神輿を先導する太鼓の音が森の奥から響いてきた。
もうすぐだ。

花火が上がる。

神社の起源の場所へお神輿が着いたのだ。

ここでのお祭りの後、松の木で秘密の謡が奏上されたら、いよいよお神輿が境内に帰って来る。


先行の子供神輿が帰ってきた。
観衆がにわかに浮き足立つのが授与所から見えた。

もうすぐだ。もうすぐだ。

みんな、そう思ってる感じ。。。


もうすぐだ。


ってゆーか、来ないなぁ。。。


なんでだろ?!?!


~訳あって中略~


松の木で待機していた太鼓がとうとう鳴り響いた。

ドォーン、ドォーン、カッ、カッ。

静かな暗い森の奥から、木々にこだまして、観衆の興奮と混ざって異様な空気が起こる。

この瞬間が好きだ。
もしかしたら、授与所からしか見られない光景かもしれない。


明神神輿が見えたかと思ったら、あっと言う間に群集の中になだれ込んだ。

先導している筈の世話人は人にまみれて見えなかった。

しばらくすると、また森の奥から別の声音が近付いてきた。

真っ赤に燃え盛る富士山を模した御影神輿の登場。

昨晩は町が火の海だったが、今夜は高天原が人の海。


神様が笑っていた。


今ここにいる全ての人が、このお祭をつくりあげた。
この熱気。
お神輿を担ぐ人も、神輿の後をついて回っている人も、ただ見ている人も、
こんなにたくさんの人のお蔭で、このお祭が斎行できた。
人の力ってすごい。

こんなにたくさんの人を魅惑する、神様ってナンダ?!


お神輿が納まって、御神霊が本社へ帰って来る。

篝火だけの闇夜の中、真っ白な衣垣に囲われて、警畢の中を進んでくる。

この光景がまた荘厳なんだ、こりゃ。

さっきまで陽中の陽だったのに、静かな陰へ移り変る。
男の神様と女の神様が混在(?)するのをよく示しているというか。

そして、この祭が終われば、もう秋が来る。





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最終更新日  2005年09月01日 00時25分03秒
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