神嘗祭斎行、米を食え!
(かんなめさい)ニューエイジっぽく?言ってしまえば、太陽をはじめとする宇宙全てのエネルギーとその恩恵に感謝し喜び祝う祭り。@伊勢神宮(日本随一のパワースポット)。(ニュー、かわかんないけど。)つまりは神宮の収穫祭、宮中と全国各社にても天照大御神をはじめとする皇祖を斎い(祝い)奉らんとする祭。本社においても、神嘗祭が執り行われた。大正3年(皇紀2574年、西暦1914年)、内務省訓令により、ってやつで、もともとは(伊勢)神宮祭祀、宮中祭祀であったものが、官国弊社以下の社頭の儀と定められ、戦後は神社本庁にても神社で執行すべき中祭として規程された。そう、中祭なんだよね。それでいて11月の新嘗祭は大祭なんだよね。(にいなめさい。)新嘗祭は、宮中と全国神社の収穫祭。(国家祭祀)神嘗祭は、伊勢神宮の収穫祭。(これも国家祭祀。でも神宮祭祀メイン)宮中の賢所(カシコドコロ)は、伊勢神宮の御代宮にあたるため皇祖奉斎の理念において、宮中でも神嘗祭当日には遥拝、親祭が行われることになったという。それで、神嘗祭も国家祭祀の一つとなっているのだが、同じ収穫祭であっても大祭の新嘗祭と区別されるのは、もともと伊勢神宮の御鎮座祭でもあるからではないかと思うのだ。神嘗祭は伊勢神宮における年中最大の祭。神宮で行われている全ての祭はこの、神嘗祭に集約されるという。この祭は伊勢神宮の御鎮座当初から執り行われていた。垂仁朝に、倭姫命が大宮処を求めて巡幸した折、真名鶴のくわえた八握穂を御饌として供えた伝承に始まる。この年に採れた一握りの初稲の穂。(八握りか?鶴はそんなにくわえられないだろう→八はたわわの意味だろう。)太陽と月と土と水と風とで、一粒の米が稲となりたわわに実り多くの米を生み出す。米は人を育て、人はまた人を生む。ただ葦原の中つ国であった、日本の地を瑞穂の国とし、トンボが飛び交う秋津国となしたのは、ただ宇宙万物エネルギー~神~の力。米から成る人、人もまた宇宙万物エネルギーの創りし物。その米の豊穣なる様を前にして、頭が下がらぬ筈はない。それ故に始まった祭なんだから。今は、パンとかパスタとかレタスとかでできてる人が多いんだろーか?いや、日本人として生まれた以上、米エネルギーでできてるんだ!日本人としての栄養補給は米なんだよ、やっぱ。調和のエネルギー源、米。みんなで食べたら世界も調和して平和♪