【土木設計】橋台背面アプローチ部1
ご覧いただきありがとうございます。平成24 年に改定された道路橋示方書では、橋の安全性や供用性に影響する部位として“橋台背面アプローチ部”が位置付けられております。この経緯は、東日本大震災をはじめとする近年に発生した大地震により、橋台背面に著しい段差が生じて通行できないという輸送路としての橋の機能回復に影響を及ぼす事例が発生したためです。下の図が、その一例です。国総研研究報告 第27 号 「平成16 年(2004 年)新潟県中越地震土木施設災害調査報告」よりまた、東日本大震災における道路土工部の大規模な被災箇所の割合のうち約7 割が構造物周辺で発生しており、橋台取り付け部で約5 割を占めている。この対応策として、橋台と背面側の盛土等の間を橋台背面アプローチ部として定義し、橋の安全性や供用性に影響する重要な部位として位置付けられています。具体的な対応策として、橋台背面アプローチ部には良質な材料を用いることとし、①基礎地盤の安定性、②アプローチ部の安定性、③降雨時の排水性を考慮した設計・施工を行うことが新たに規定されてますので、計画の際は①~③にご配慮ください。↓道路橋示方書Ⅳ下部構造編 晩酌生活ご覧いただきありがとうございました。