テーマ:暮らしを楽しむ(392189)
カテゴリ:土木設計
ご覧いただきありがとうございます。
都市内等で基礎構造物を造るときに欠かせない締め切り。 マンション建設、橋脚工事、河川水路工事など色々な場で登場する 代表的な仮設構造物です。 ■仮設構造物とは 建設工事期間中など,短期間だけ存続するものとして建設される構造物をいう。仮締切、足場,遣形,板囲い,仮宿舎などがその例である。これに対し,継続的に使用する構造物を本設構造物,あるいは恒久構造物という。 今回は締切構造物の鋼矢板をご紹介。 ■鋼矢板 鋼矢板とは、山留壁の1つです。山留壁は、土が崩れるのを防ぐ目的があります。鋼材による板です。鋼矢板は、平形状、U形やハット形状などがあります。平形状よりも、U形やハット形の方が強い(断面性能が高い)です。 鋼矢板は、1枚幅が400~900mm程度です。よって、根切りした長さ分の土圧を受けるために、何枚も鋼矢板を繋ぎあわせます。 U形鋼矢板は2型~3型、4型~5型、広幅の2型~4型があります。規格は、型式に応じて一枚の有効幅が400、500、600に変わります。 鋼矢板の数字番号が大きいほど、断面性能が大きいです。2型より3型、3型より4型の断面性能が大きいです。 ①写真はⅢ型の鋼矢板です。一枚400mmで継ぎ目(ジャンクション)でつなぎ合わせます。 鋼矢板はジャンクション部分からしか水漏れがないので、地下水位の高い地盤によく使用します。 なので、自宅の近くでマンション基礎に鋼矢板を用いているところは地下水位の高い地盤に該当します。 ![]() ↓仮設構造物工指針と合わせてこちらも情報満載 ![]() 仮設構造物の計画と施工 2010年改訂版 (単行本・ムック) / 土木学会 晩酌生活ご覧いただきありがとうございました。 ↓ライブ・お笑いチケットはこちら ![]() ↓楽天ショップでお買い物。もちろん24時間営業。 ↓旅行の計画は楽天トラベルで! クリックお願い致します!!↓ ![]() 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年12月23日 07時00分12秒
コメント(0) | コメントを書く
[土木設計] カテゴリの最新記事
|
|