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人生3万日しかない(土曜日)

2014.10.12
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鈴木範久「内村鑑三」を読み始めた。この本は富岡幸一郎「内村鑑三」と違って、内村の実生活についても踏み込んでんで書いてある。例えば、最初の結婚・離婚の経緯(渡邉良明のブログ「日本の天命・日本人の使命」からコピペさせて頂いた)。

一八八四(明治一七)年三月二八日、鑑三は浅田タケと結婚。タケは、前年の夏、鑑三が安中教会(*下の写真は、今日の安中教会)を訪問したときに知った女性である。
同志社および横浜の女学校(現在の横浜共立学園)に学び、新島襄が、安中教会で最初に授洗した三十人の一人である。二人が結婚に至るまでには、鑑三の両親、ことに母親の強硬な反対があり、鑑三も、一時は結婚を断念したほどであったが、なんとか挙式までこぎつけることができた。 母親の反対理由は、タケが「賢すぎる、学問がありすぎる、知的すぎる」(一八八三年十月三十日付太田稲造宛書簡)という点にあった。

やがて、この結婚は、半年ももたずに破局を迎える。離婚の理由については、タケの異性関係に或る問題があり、彼女が「羊の皮を被った狼」であったと述べられている以外、今日も依然として真相は明らかでない。

タケと別れた鑑三が愛読したのは旧約聖書ホセア書である(中沢治樹『若き内村鑑三論』参照)。 ホセアは神によって「淫行の婦人を娶れ」と命ぜられた予言者である。のちに鑑三は、神がホセアに、この苦痛を命じた聖旨について、こう述べている。

「彼は辛き自身の実験に由て姦淫の意味をさとった。妻が夫に背くの心は、民が神に背くの心であるを知った」(何西何〔ホセア〕書の研究)。

タケとの離婚は不幸な出来事であったが、鑑三の罪意識と信仰、女性観などに及ぼした影響は大きく、もしそれがなかったとしたら、後年の鑑三は別のものになっただろう



この不幸な出来事の具体的内容がどのようなものか、内村の内心は果たして?などにも興味は湧くが、それはそれで置いといて読書継続所存。ただ、「内村鑑三 鈴木範久」でクグッて次のような記事発見。

ひとつは鑑三の、他を難じて己を顧みる気配のない点である。「慚愧の心なき者は人となさず」と涅槃経にはいう。元妻に対して「僕を助け、慰め、力を貸してくれる」とか「よき妻を望んだ僕の祈り」などと、手前勝手で虫のいい願望を
並べたなかでのクライマックスが呪詛悪罵である。気障で甘ったれて、鼻持ちならない。原文は英語だというから一層誇張されたのかもしれないが、鈴木氏が紹介しているかぎりを見ただけでも、これらの言葉遣いには虫唾が走る。

二つには、この鑑三の厚かましさについて、男の美学に欠ける点について、フェアでない点について、解説者の鈴木氏がウンともスンとも言わないことの不思議である。鑑三が離別した女性について、まるでひとりよがりな毒々しい悪態をつくことに鈴木氏が不審の念を抱く気配はない。鈴木氏は1935年生まれで、年齢は老人であるに十分だが、見るところまだ頭髪も相当残っていて、老いぼれるというには十分でない。


まあ、こんな見方も成り立つわなあ。内村の文体からしてもその性格の激しさを想像できるし。

ということで、我が終活キリスト教研究「内村鑑三」編は鈴木範久本で暫し中断。 なぜ私だけが苦しむのか―現代のヨブ記 (岩波現代文庫) を図書館にリクエストした。





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Last updated  2014.10.12 14:44:58
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土曜日7654@ Re:ノヴェンバー・ステップスとユニクロと吉田秀和(03/04) あ、こんなところまでわざわざ。こちらこ…
nomomania@ Re:ノヴェンバー・ステップスとユニクロと吉田秀和(03/04) 拝聴させて戴きました。 この度は本当にあ…

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