2017/01/09(月)00:23
郷土料理
金曜日の夕方からババパパの家に行っていた。
墓参りの花を買って電車に乗って行って来た。
義母は千葉の人。
義母が郷土料理を作ってくれた。
千葉の沿岸部では特有の一風変わった食べ物があり、
その名は海草こんにゃくと言う。
昔からお正月やハレ(お祝い)の日に食されてきたそうで
原材料はコトジツノマタ(ナガマタ)という名の紅藻。
これを鍋でコトコト煮込み、型に流して冷やせば出来上がり。
ミネラルやヨードカルシウムを豊富に含んだ海藻は、
最近では健康食品としても注目されているそうだ。
千葉でも一部でしか作っていない郷土料理なんだって。
ナガマタ自体を販売しているお店も限られているそうで。
一袋持って行きなよと持たされた。
義母の味も受け継ぐ。
結婚すると実母ともう一人母が出来る。
実母と義母。
2人とも味は全く違うけど、
私は2人ともの味が好きだ。
ナデシコとカスミソウの花束を買っていくと、
リナと私はお墓のジジにあげる為だったのだが
ババは自分へのプレゼントだと思ったらしく
とても喜んで花瓶に飾っていたが
土曜日にお墓参りに行く時にリナがババに
『お墓の花、これリナが選んだんだよ』と言うと
ババは「え~このナデシコ私にじゃないの?私ナデシコ好きなのに、ジジのとこにあげたくないわ」と
「でもジジに選んだのだものね、俺に選んだ花をこの婆さんはってジジに怒られるわね、やだわあげたくないけど仕方ないわよね」と惜しそう。
リナと今度はナデシコ好きのババに、
ナデシコのアレンジメントを作ってプレゼントしよって
内緒話をしてワクワクした。