2021/10/03(日)00:44
また遊びに来てね
駅までおじいちゃんおばあちゃんが見送り。
お父さんがリナに「また遊びに来てね」と言った。
私や弟が帰省していた頃なんて出なかった言葉で、
想っていても口には出なかったのに、
丸くなり、お祖父ちゃんになり孫が可愛いんだなぁ。
黙して語らずな父も、人並みなジイジになったんだなぁ。
なんだかほっこりとしたと同時に胸がキュッとした。
リナはお祖母ちゃんと離れるのが寂しくて泣いていた。
見送られるより私は見送る方が寂しく感じる。
だが、私も子供の頃に祖父母宅から帰る時には
胸と喉もとと手のひらの氣がギュ~ッと縮まり痛くなった。
そしてお母さんにバレないように涙を拭いた。
きっとリナもあの時の私みたいに寂しさが痛みになってるのかな…
お父さんは車を停車場で、そこから手を振って見送っていた。
お母さんはホームで見送って手を振っている。
リナは泣いて『おばあちゃん!!!!!!!!また来るからね!!!!!!』
白新線でも新幹線でも泣いていた。
車窓からの田園風景や山を見ながら
『ありがとう、新潟』と言ったのが、
ママはこっそり聞こえたよ。
何も言わないで頭を撫でた。
リナ、もうここは群馬の山だよ、とは言えなかった(苦笑)
松竹模様の着物のマンホールは月岡温泉で、
消火栓マンホールは新発田市のイオンで。
また帰省する時は楽天トラベルで高速バスを予約しよう。
帰省する為に楽天ポイントを貯めよって思った( ´艸`)
駅に着くと急に現実に引き戻された感じになった。
夢から覚めたみたいな、そんな感じがした。
帰宅してから夕飯作るのは面倒でスーパーへ買い出しに。
ママ友に声を掛けられ、放課後のスタッフさんから声を掛けられ
あぁ、私の居場所は此処なんだなぁと
当たり前なことに改めて住めば都を感じたわ。
夜、リナがベッドでやっぱりこのベッドが落ち着くって言った。
ぬいぐるみ達にただいまって言ってた。
落ち着く場所。
実家もいいけど、自分のアパートもいい。