Blue Crescent ( in 楽天)

2005/08/18(木)16:06

地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン

日本映画(107)

時々無性に怪獣映画が観たくなる。 そんな体験はないだろうか? 幼年期に怪獣映画を観て育った世代なら、きっとあるだろう。 実は私もそうなのだ。 先日「ゴジラ FINAL WARS」を観て以来、妙に怪獣映画が観たくて仕方ない。 そんな訳でひさしぶりに「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」を観た。 オープンを間近に控えた世界子供ランドは、ゴジラタワーを目玉とするアミューズメント・パークである。 ここへ取材に訪れた駈け出しの劇画家・源吾は、ひょんなことから怪しい録音テープを入手する。 こっそり持ち帰って、再生してみても訳のわからない音の繰り返しだ。 一方、怪獣島ではアンギラスがゴジラに偵察を命じられていた… 世界子供ランド建設の裏に何か陰謀があることを感じ取った源吾は、仲間たちと調査を開始する。 そんな中、偵察に出たアンギラスは防衛隊の攻撃に遭っていた。 源吾たちは、宇宙人の侵略計画を知るものの、件のテープは奪い返されてしまう。 その録音テープは、宇宙から怪獣を呼び寄せるためのものだったのだ。 飛来するキングギドラとガイガン。 防衛隊との戦闘で消耗したアンギラスに襲いかかる宇宙怪獣。 そこへ駆けつけるゴジラだったが… ガイガンの初登場エピソードだ。 「ゴジラ FINAL WARS」のガイガンしか知らない人にはぜひ観てもらいたい。 ガイガンは、これだけ強く、これだけ格好いいのだ。 ゴジラが正義の味方だったり、物語がオーソドックスな侵略モノだったりするのだが、そんなことは実際どうでもよいのだ。 この映画は、ガイガンの勇姿を満喫するためにあるのだから。 ゴジラやアンギラスがガイガンの攻撃の前に満身創痍になる様を堪能しよう。 余談だが、ガイガンの元デザインは、なんと水木しげる御大だったりする。 こういう部分も意識して見ると、また違って見えてくるのではないだろうか?

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る