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2007/11/21
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カテゴリ:物書きへの道標
小説を書く上で、これは揃えておきたいという類いの虎の巻がある。
中でも今回は、辞書を中心に少しだけ紹介してみたい。
 


 
 
ネーミング辞典
これは単語を6ヶ国語で表記してある辞典。
本来は商品のネーミングなどに活用されるものだが、実は創作活動に大いに役立つ。
どんな風に役立つかぐらいは、自分の頭で考えること。
それがわからないようなら、この辞書は手にするべきではない。


地名辞典
世界編と日本編がある。
両方揃えるのがベストだが、予算の都合でそうもいかない人もいると思う。
そんな場合は、自分が作品の舞台とする方を優先しよう。
架空の場所を舞台にするとしても、どれかをモデルとすればリアルさが増すのは言うまでもない。
そういう意味でも正に虎の巻となりうる辞書だ。


山名辞典
これも世界編と日本編がある。
毎年改定されるものでもないので、あれば重宝するかもしれない。
無論、山を舞台にしないなら必要ない。


世界の料理メニュー辞典
どんな作品でもキャラクターが生きている以上は食事をする。
その場面を描写するか否かは作者の取捨選択次第だが、舞台となる土地土地の料理を食べる場面があれば、その土地らしさを演出する上で大きな力となる。
そんな時に役立つのがこれだ。


人名辞典
これも世界編と日本編がある。
作中に歴史上の人物が出てくる場合に必要とされる。
もちろんキャラクターのネーミングの際に実在する人物と同性同名にならないよう調べたりするのにも活用できる。



これら虎の巻の利便性は、PCをいちいち立ち上げることなく、すぐに調べられることにある。
仮にPCで検索しても、逆にヒット数が多くて目的の情報が載っているページを見つけるのに時間がかかったりする。
これでは本末転倒だ。
またPCで執筆している場合、検索でブラウザを開くと(マルチモニターでもない限りは)執筆画面の上にブラウザが開くことになり、見ながら書くということはできない。
これでは執筆のテンポが大きく乱され、著しく執筆スピードは落ちるだろう。
こんなことでは、とても仕事に使えたものではない。
これらが虎の巻として手元におく意味が理解できただろうか?
更に付け加えるなら、余暇にパラパラとページをめくって見るだけで、着想を得る場合もあるのだ。
是非あなたの創作活動に深みを増すためにも活用して欲しい。





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Last updated  2007/11/21 11:58:39 AM
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