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カテゴリ:怒りの矛先!?
今に始まったことではないが、とある通販番組での嘘があまりにひどいので記しておきたい。 先日、簡易研ぎ器の紹介を見ていた。 切れない包丁をその研ぎ器で研ぐとあっというまに切れるというアレである。 だが注意してみていると、意外なことに気付く。 最初に切れない包丁と切れるようになった包丁が別物なのだ。 番組では、まず切れない包丁でどれだけ切れないか切ってみせる。 それがありえないぐらいに切れない。 刃引きの包丁なのではないかと思うぐらいに切れなくなった包丁である。 その切れない包丁をわざわざ左の端にいったん置き、その後また左の端から包丁を取って研ぎ器にかけている。 いちいち置くのが極めて不自然である。 しかも無駄に多いカット割。 もし本当に切れるようになるのなら、それこそワンカットで見せるべきシーンなのだ。 更にアップになった包丁の側面の輝き方がまるっきり違うのだ。 よく見ると包丁の形も微妙に違う。 これはひどい。 無論、そんなことはハナからわかりきったことかもしれない。 テレビ界は、本来嘘で固めた世界なのだ。 だが、それにしても、同じ嘘をつくのなら、もう少しうまい嘘の付きようがあるのではないか。 同じような誤魔化しは、洗剤のCMにも見られる。 汚れたものがこれだけ綺麗になるというのは、本当に効果があるならワンカットで見せるべきなのだ。 カット割をしていたら、新品にすり替えたと思われても仕方ないだろう。 いくら商品を売るためとはいえ、こういったインチキはいただけない。 一歩間違ったら詐欺ではないのか? それこそ倫理的な部分に関わる問題だろう。 第三者機関による指導が入る前に改善すべき点なのは言うまでもない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/01/12 10:41:44 PM
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